「ゴミ屋敷を消毒したいけれど、まず何から手を付けたら良いのだろうか」
「自力で行いたいけれど、やり方がよく分からない…」
あなたはゴミ屋敷を消毒する具体的な方法が分からなくて、困っていませんか?
実際にゴミ屋敷の消毒作業を自力で行うには、消毒前の事前準備と、消毒場所のエリア分けが作業を効率的に進めるための大切なポイントになります。
消毒前には以下の事前準備をしっかり行う必要があります。
- 換気を行う
- 悪臭の原因物を処分もしくは洗濯する
- 害虫駆除を行う
- 汚れている場所を掃除する
これらを行った上で、消毒のエリアを
- 水回り
- 床、壁
- 空間
に分けて消毒作業を進めていきましょう。
Contents
1. ゴミ屋敷の消毒前に行うべき4つの事前準備
ゴミ屋敷の消毒を行う上で、まず最初に行うべきことは消毒が必要だと感じる悪臭の原因を取り除くことです。なぜなら消毒だけを行っても、原因物をなくさない限り根本的な解決にはならないからです。
そこでこの章では、消毒を行う前にするべき以下の4つの事前準備について解説します。
一つずつ順番に見ていきましょう。
1-1. 換気を行う
まずは各部屋の換気を行いましょう。換気時間は、5~10分程度行うことで外の空気と入れ替わります。
ゴミが溜まってしまった部屋の悪臭を外に出すためでもありますが、ゴミが溜まったいる部屋にはほこりやカビ、細菌・ウイルスなどが空気中に多く存在しているので、それらを外に出すためにも換気は必要です。
窓が2つ以上ある部屋は、以下のような直線距離がより遠い2つの窓を選び、それらの窓を使って換気を行いましょう。
窓と窓の距離が遠い方が換気がしっかりできます。またその際に空気が入ってくる方の窓の開きは小さめに、空気を出したい方の窓を大きく開くとより空気の通りが良くなります。
窓が1つの場合は、サーキュレーターを利用します。部屋の窓から直線距離で1番遠い位置にサーキュレーターを設置し、窓に向かって風を送ります。
窓が全くない部屋は、サーキュレーターと換気扇を利用します。
換気扇は、お風呂場やトイレ、キッチンの換気扇を使いましょう。
部屋のドア近くにサーキュレーターを置き、ドアを開けて換気扇がある方向に風を送ります。
こうすることで換気扇がサーキュレーターからの風を吸い込み、換気効果が生まれます。
その際、風の通り道に窓のある部屋がある場合は、その部屋のドアを開けて窓も開けておきます。
こうすることでより換気効果がより高まりますよ。
1-2. 悪臭の原因物を処分もしくは洗濯する
換気を行い、ある程度部屋の空気の入れ替えが完了したら、悪臭の原因になっている物を部屋から処分していきます。この原因物を処分することで、消毒作業が効率的に行えます。
処分する具体的なものとしては、
- 食べ残し、飲み残しが放置されているもの
- 洗わず放置されている缶・瓶・ペットボトル
です。
食べ残しや飲み残しはゴミ袋に入れたらしっかり密閉した状態で処分しましょう。
また、缶・瓶・ペットボトルは残っている液体を流して洗ってから捨てましょう。
長期間汚れが付いたまま放置されている衣服やクッション・ベッドカバーなどは、自身で洗濯を行います。もし自身では落としきれない程、汚れがひどく使用が難しい場合は処分します。
1-3. 害虫駆除作業を行う
悪臭の原因物を処分した後、ゴミ屋敷の部屋に虫が発生してしまっている場合、消毒前に害虫駆除作業を行います。害虫は病原菌を家の中に持ち込む原因にもなり得るので、しっかり駆除しておきます。
代表的なゴミ屋敷に発生する虫は、ゴキブリ・ウジ虫・ハエ・蚊・アリ・ダニなどです。
これらの虫を以下の手順で駆除していきます。
1-3-1. 害虫駆除剤と必要な道具を準備する
部屋全体の広範囲に対して短時間で効率的な害虫駆除を行うには、煙を充満させるくん煙・くん蒸剤や全量噴射式エアゾールの害虫駆除剤を使用するのが効果的です。よく知られているのは、バルサンやアースレッドです。
<バルサン>
バルサンはくん煙剤タイプの害虫駆除剤が大きく分けて「こすって煙が出るタイプ」「水を入れて煙の出るタイプ」「ノンスモーク霧タイプ」の3タイプで発売されています。
この中でも、こすって煙が出るタイプの「バルサンプロEX」が一番効力があります。
煙を少なくして、駆除剤の臭いをあまり残したくないという人には「水を入れて煙の出るタイプ」がおすすめです。
ただ、上記2種類の煙が出るタイプは火災報知器に反応してしまうので、それを避けたい人は、「ノンスモーク霧タイプ」を使用しましょう。
<アースレッド>
アースレッドのくん煙剤タイプの害虫駆除剤は、「水を入れて煙の出るタイプ」と「ノンスモーク霧タイプ」の2タイプが発売されています。
確実に害虫を駆除したい場合は、水を入れて煙の出るタイプの「アースレッドプロα」を使用しましょう。
火災報知器への煙の反応を避けたい場合は、ノンスモーク霧タイプの「アースレッドWマンション・アパート用」が便利です。
害虫駆除作業に必要な、
- 養生テープ
- ゴミ袋
- 雑巾
- 手袋
も、害虫駆除剤と一緒に購入しておきましょう。
1-3-2. 害虫の逃げ道をテープで防ぐ
害虫駆除剤を使用する際、害虫が駆除剤が届かない隙間に逃げてしまわないように、事前に隙間を養生テープで塞いでいきましょう。
害虫が入り込みやすい隙間は、
- 通風口
- 換気扇
- ドア下
- 窓枠
です。
このエリアを養生テープでしっかり塞いでおきましょう。
1-3-3. 部屋の家具の扉や引き出しをすべて開けておく
害虫の逃げ道は前項で塞ぎましたが、部屋の密閉された空間でもさらに駆除剤から逃げようと、家具の扉の中や引き出しの中に入り込んでしまう可能性があります。
それを防ぐために扉や引き出しを事前に開けっ放しにしておきましょう。
扉や引き出しの中に入っている衣服や食器には、新聞紙やビニール袋などをかけ、駆除剤がかからないように注意しましょう。
1-3-4. 害虫駆除剤を使用する
ここまで事前の準備が出来たら、実際に害虫駆除剤を使用します。
害虫駆除剤に記載されている用法通りに駆除剤を部屋に設置します。
人体に有害な駆除剤の成分を吸引してしまう可能性があるため、害虫駆除剤の稼働時間が終わるまでは決して部屋に入らないようにしましょう。
駆除剤にも寄りますが、目安として設置してから2,3時間経過してから家に戻るようにしましょう。
1-3-5. 死んだ害虫の片付けをする
害虫駆除剤の使用後、害虫の死骸を掃除機を使って片付けます。
大きな害虫や体液があるものは、手袋や雑巾を使用してゴミ袋に直接入れていきます。
より詳しい害虫駆除の方法は「ゴミ屋敷の害虫駆除は業者に頼むべき?判断基準や手順について解説」も参考にしてみてください。
1-4. 汚れている場所を掃除する
悪臭の原因になるものをすべて取り除けたら、最後に家の中で汚れている場所をきれいに掃除していきます。
ゴミが長時間放置されていた場所や害虫がいた場所は、汚れが床や壁についてしまっている場合が多いので、そちらを中心に拭き取り掃除をします。
必要な道具は、
- 手袋
- キッチンペーパーもしくは新聞紙
- 雑巾
です。
液体の汚れは、手袋をはめてキッチンペーパーや新聞紙を使って、拭き取っていきます。
それ以外の汚れは中性洗剤を含ませた雑巾で水拭きしましょう。
最後に乾いた雑巾で乾拭きをして完了です。
ここまでで、消毒を行う前の事前準備が完了しました。
事前の片付けのより詳しい内容は、「ゴミ屋敷 片付け 自力」も参考にしてみてくださいね。
それでは次の章から具体的な消毒方法をお伝えします。
2. ゴミ屋敷の安全で効率的な消毒方法
事前準備が完了したら、消毒作業を行っていきましょう。ゴミ屋敷を安全で効率的に消毒するためには、消毒に必要な準備物の用意が出来たら、水回り、床・壁、空間のエリアごとに分けて消毒作業を進めていきます 。
2-1. 消毒に必要な準備物
まずは消毒液の準備と、消毒作業に必要な道具をそろえましょう。
2-1-1. 消毒液を準備する
使用する消毒液は、消毒エタノール(アルコール)もしくは次亜塩素酸ナトリウムを使用します。
両方ともドラッグストアやネットショッピングで購入できます。
消毒エタノールはそのまま使用できますが、次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合、原液のままだと濃度が高いため、0.05%に希釈したものを作りましょう。
出典元:船橋市 施設の消毒について
消毒にはどちらか一方だけもしくは両方を使ってもどちらでも消毒効果はあります。
ただ消毒エタノールは次亜塩素酸ナトリウムに比べると、手指の消毒でも使えるほど人体への影響が少なく、無臭で安心して利用できる反面、消毒効果は次亜塩素酸ナトリウムより少し弱まります。
一方、次亜塩素酸ナトリウムは消毒効果が高い反面、塩素成分が含まれていて漂白効果のある分、取り扱いは慎重に行う必要があります。
ですので各家庭環境に合わせた使い方を行いましょう。
例えば乳幼児や高齢者が住んでいる場合、直接触れることのない水回りは次亜塩素酸ナトリウムでしっかり消毒し、その他の床、壁、空間の生活に密着しているエリアは消毒エタノールで消毒すると良いでしょう。
2-1-2. 消毒に必要な道具を準備する
消毒液の準備が出来たら、消毒作業で必要になる道具を準備しましょう。
次の道具をそろえていきます。
消毒作業に必要な道具
- マスク
- ゴーグル
- ゴミ袋
- キッチンペーパー
- 手袋
- バケツ
- ペットボトル
- 噴射式スプレー容器
- 便器ブラシ
- スポンジ
ここまで消毒に必要な道具が準備出来たら、各エリアの消毒作業に入っていきましょう。
消毒作業をする際は、マスクと手袋、そしてゴーグルをつけ、換気を十分行いながら作業していきます。
2-2. 水回りの消毒方法
水回りは、まず事前準備で取りきれなかった細かい汚れを落とします。
具体的にはトイレは便器、お風呂やキッチンはシンクやバスタブ、排水口の汚れを便器ブラシやスポンジを使って取り除きます。
細かい汚れを落とせたら、消毒作業を開始します。
水回りは特に細菌やウイルスが溜まりやすく悪臭の原因にもなるので、消毒効果が高い次亜塩素酸ナトリウムを使用します。
消毒は以下の手順で行います。
2-2-1. 水分を拭き取る
まず水回りに残っている水分をキッチンペーパーを使って拭き取ります。
水分が残っていると消毒効果が弱まるため、しっかり拭き取ります。
2-2-2. 消毒液を吹きかける
0.05%に希釈した次亜塩素酸ナトリウムを噴射式容器に入れて、水回りに吹きかけます。
消毒したい位置から10cmほど離した位置から吹きかけると、まんべんなく消毒液が行きわたります。
2-2-3. 10分放置する
消毒液をかけ終わったら、10分ほどそのまま放置して、しっかり消毒を行います。
2-2-4. 水で洗い流す
10分経過したら、水でしっかり洗い流します。
もし汚れがまだ気になる場合は、スポンジなどで擦りながら洗い流しましょう。
これで水回りの消毒が完了しました。
次は床の消毒を行っていきましょう。
2-3. 床・壁の消毒方法
床や壁の消毒は、床・壁の各素材に配慮しながら消毒を行うことが大切です。
ワックスがけしたドアやフローリングの場合、エタノールとワックスが反応して、床が白濁してしまう恐れがあるため、消毒エタノールは使用せず、次亜塩素酸ナトリウムを使う必要があります。
また、次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合も、濃度が高すぎると床や壁に染みができる原因になります。必ず0.05%という希釈濃度を守るようにしましょう。
それでは実際に消毒作業を行っていきます。
2-3-1. 水拭きする
まず細かい汚れを落とすために、消毒するエリアの床や壁を水拭きします。
水拭きは雑巾を固めに絞って行いましょう。
2-3-2. 消毒液を含んだキッチンペーパーで拭く
キッチンペーパーに消毒液を含ませて、拭いていきます。
バケツに消毒液を用意してキッチンペーパーを浸して絞るか、噴射式スプレーをキッチンペーパーに吹き付けて作ります。
拭き方は、
- 一方向に拭く
- 床の場合、部屋の奥から手前に向かって拭く
- 壁の場合、上から下に拭く
というルールを守るのが大切です。
ウイルスや細菌を周りに広げず効率的に拭き取るために、上記を意識して拭き取りをしていきましょう。
2-3-3. 5~10分置く
消毒効果をしっかり出すために、5~10分ほど拭いたエリアには入らずそのまま置きましょう。
2-3-4. 消毒液を拭き取る
放置する時間が終わったら、消毒液をしっかり拭き取ります。
消毒液が残ってしまうと床や壁に黒ずみなどの損傷を与える可能性があるので、拭き取りは大切な工程です。
まず水拭きを行い、その後乾拭きも行って、しっかり拭き取りましょう。
特に金属部分は次亜塩素酸ナトリウムと反応して、腐食してしまう可能性があるので、しっかり拭き取り作業を行いましょう。
2-3-5. しっかり乾燥させる
拭き取りが完了したら、最後に消毒した箇所をしっかり乾燥させます。
窓を開けて換気を2,3時間行います。もし消毒した部屋に窓がない場合は、サーキュレーターや扇風機を使って乾燥させましょう。
2-4. 空間の消毒方法
厚生労働省は、空間の消毒について「消毒剤の(空間)噴霧は、空気や環境表面の除染方法としては不十分であり、一般的な感染管理として推奨しない」としています。
これは、空間への噴射では消毒効果が不十分なこともありますが、人体の眼・皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれがあることも、推奨されない理由となっています。
そのため、直接消毒剤で消毒するのではなく、こまめに換気を行って部屋の空気を入れ換えることで空気を清潔な状態にしましょう。
消毒したくなる悪臭の原因は、空間ではなく物質にあるので、そちらの処分・消毒を優先して考えましょう。
3. ゴミ屋敷の消毒作業を行う時に気を付けるべき3つの注意点
ここまで実際にゴミ屋敷を消毒する方法をお伝えしましたが、その際次の3点に注意する必要があります。
消毒作業を行う時に気をつけるべき点について順番に解説します。
3-1. 次亜塩素酸ナトリウム原液を薄めて使用する場合、作り置きしない
消毒液はたくさんの量をまとめて作成した方が効率的だと思うかもませんが、次亜塩素酸ナトリウムを薄めて自身で作成する場合、作り置きはできません。
次亜塩素酸ナトリウムは、水などの他の液体と混ざると次亜塩素酸ナトリウムの分子構造が分解されやすく、物質として不安定な状態になってしまいます。
そのため薄めて作り置きすると、消毒効果が薄れます。
少し面倒かもしれませんが、消毒効果をしっかり出すために、毎回作成するようにしましょう。
3-2. 次亜塩素酸ナトリウムは酸性の液体と混ぜない
次亜塩素酸ナトリウムの消毒液が酸性のものと混ざると、毒性の強い塩素ガスが発生してしまう恐れがあるので、絶対に混ぜないように注意しましょう。
混ざってしまう可能性があるものは、トイレ掃除や食器洗いで使用する酸性洗剤です。 もしこれらを使用してから消毒を行う場合
- 十分に流水する
- 1日以上時間を空けてから消毒する
を徹底しましょう。
基本的に消毒前に洗剤を使用する場合、酸性洗剤ではなく中性洗剤を使用しましょう。
3-3. 長時間の消毒作業は行わない
消毒作業をする際は、まとめて長時間行うのは避けましょう。
換気を行い、マスクを付けた状態であっても、微量の消毒液の成分を吸引してしまい、人体に健康被害が出る場合があります。
1日1時間以内の消毒作業を何日間かに分けて行うようにしましょう。
4. ゴミ屋敷の消毒作業を業者に任せた方が良い4つのケース
ここまで悪臭がひどく、自身でゴミ屋敷を消毒したい場合の方法をお伝えしましたが、状況によっては業者に任せた方が良いケースもあります。それは次の3つの場合です。
- しみ込んでしまった臭い
- 自分ひとりでは処分できない不用品からくる悪臭
- 原因がわからない悪臭
- 排水溝深部からの悪臭
これらのケースでは自身で対応するのが難しいため、業者に依頼しましょう。
それでは一つ一つのケースを解説します。
4-1. しみ込んでしまった悪臭
床や壁などの家にしみ込んでしまった悪臭は、自身で取り除くことが難しくなります。
放置された食べ残しの臭い、タバコ臭やペット臭など、生活している中で長期間にわたってしみ込んでしまった臭いは、床や壁の奥深くまで浸透してしまい、表面だけの消毒では取り切れないからです。
このような手の届かない範囲までしっかり消毒を行い悪臭を取りたい場合は、専門技術のある業者に消毒作業を依頼しましょう。
4-2. 自分一人では処分できない不用品からくる悪臭
ゴミ屋敷の消毒前に行うべき4つの事前準備で紹介した、悪臭の原因物を自身で処分することが事前準備として必要です。
しかしこれができないぐらい、処分するべき不用品が多すぎる場合は自身での処分が難しくなります。
消毒作業を行う以前の事前準備ができていない状態だと、いつまでたっても消毒作業を行うことができません。
このような場合、臭いの原因になっている不用品の処分と、その後の消毒作業をまとめて行ってくれる業者に依頼するとスムーズに行えます。
4-3. 原因がわからない悪臭
自身で消毒作業を行った後も、悪臭が続く場合があります。
見た目にも綺麗になり消毒が行えていても、目に見えない場所から悪臭がしたり、普段は臭わないが、ある季節や時間帯だけ悪臭がするなど、個人では原因が特定できない場合です。
このようにどこを消毒すれば良いのか分からない場合は、専門の業者に依頼しましょう。
プロの業者が、原因は家の外か内か、または手の届かない場所かなど、多角的に原因を探って消毒作業を行ってくれます。
4-4. 排水溝深部からの悪臭
排水溝をいくらきれいに消毒しても、排水溝からの悪臭が続く場合、排水管に悪臭の原因となっているカビや細菌、ゴミが溜まっている可能性があります。
その場合、パイプユニッシュなどの家庭用排水管クリーナーを使用して、自身で排水管の消毒作業を行ってみましょう。
それでも悪臭が変わらず続く場合、クリーナーが届かないほど深部に原因があるか、家庭用クリーナーでは取り除けない程の汚れが蓄積しています。
その場合、高圧洗浄などの専門機械を使用する業者に依頼しましょう。
5. 業者に任せた方が良い場合はリスクベネフィットがおすすめ
前章でお伝えしたような業者に任せた方が良い場合、特殊清掃専門会社である弊社にお任せください。
リスクベネフィットでは、独自の消毒技術である、消毒剤散布・高濃度オゾン燻蒸による完全消臭を実現しています。
特殊清掃現場で培った清掃ノウハウで、消毒作業以外にも片付け、床清掃、トイレ清掃、浴槽清掃、シンク・キッチン清掃・エアコン清掃・害虫駆除作業もプロの技術で行います。
ゴミ屋敷の消毒作業や片付け・清掃に関する相談や見積もりは、お気軽にお問い合わせください。
6. まとめ
ゴミ屋敷の消毒を行うにはまず以下の4つの事前準備が必要です。
事前準備を行った上で、ゴミ屋敷の消毒は、水回り、床・壁、空間に分けて消毒作業を行っていきます。
その際、注意するべきことは、
- 次亜塩素酸ナトリウム原液を薄めて使用する場合、作り置きしない
- 次亜塩素酸ナトリウムは酸性の液体と混ぜない
- 長時間の消毒作業は行わない
です。
また、ゴミ屋敷の消毒を業者に任せた方が良いケースは以下の4つです。
- しみ込んでしまった臭い
- 自分ひとりでは処分できない不用品からくる悪臭
- 原因がわからない悪臭
- 排水溝深部からの悪臭
この記事を参考に、効率的な消毒方法をぜひ実践してみてくださいね。