「孤独死現場に、犬や猫が生きていた……」
「犬猫に罪はないけれど、うちでは飼えない。どう対処したらいいのだろう」
遺族の方や物件オーナーの方は、孤独死された方のペットが生きており、今まさにどうしたらいいのかわからず、お困りではないでしょうか。
結論からお伝えすると、孤独死した部屋にペットがいた場合、対応を行うのは遺族の方です。
遺族がいない場合や、遺族が孤独死を完全に放置してしまった場合は、物件オーナーの方がやむをえず、対応することとなります。
これからあなたは、下記の流れで、ペットの対応を急いで進めていきましょう。
いくら生きていたとはいえ、十分な食べ物や水がない分、ペットは弱っていることが多いです。
上記に沿って、急いで対応すれば、「ペットに罪はないのに、保健所送りにしてしまった……」と、あなたが罪悪感を抱えることはないでしょう。
しかし、ペットの対応だけで終わりではありません。孤独死現場は、遺体にくわえ、ペットの糞尿が散乱していることがあります。
匂いも見た目も、凄惨な状況になっている部屋を処理するためには「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃業者に依頼しなければ、部屋の匂いが一生消えないリスクがあるのです。
それどころか、特殊清掃を名乗る業者の中には残念ながら悪徳業者もいます。
「ここまでひどい状態だと解体やリフォームしかない」と言ってさらに高額な料金を請求してくるケースもあるのです。
次の動画をご覧ください。
上記のような人の弱みにつけ込む行為は絶対に許せません。
そこでこの記事では、孤独死をはじめに孤独死現場にいるペットの対応方法から事後処理まで、網羅的に解説していきます。
最後までお読みになれば、孤独死現場で発見したペットに手を差し伸べながらも、あなたが管理する物件を無事にまた貸し出せるようになるでしょう。
この記事が、今あなたが抱いている、「物件やペットがどうなってしまうのだろう」という底知れぬ不安を少しでも軽減できれば幸いです。
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Contents
1. 【6STEP】孤独死現場にいるペットの対応方法
さっそく、孤独死現場にいるペットの対応を、下記のstepで行っていきましょう。
孤独死の現場にいるペットは、かなり衰弱している可能性が高いです。
それぞれのSTEPを急いで行い、ペットの命を守りましょう。
1-1. STEP1|ペットを病院へ連れていく
孤独死現場でペットが生きていた場合、すぐに動物病院に連れていきましょう。
孤独死現場に残されたペットは水や食べ物もなかったせいで、弱っているからです。
時間の経過とともに、生存確率が下がってしまいます。
また、糞尿を始末してくれる人もおらず、部屋の衛生が悪いことで、病気に感染している可能性もあります。
だからこそ、ペットの命を守るために、真っ先に動物病院に連れていってください。状況を説明すれば、血液検査や点滴など、然るべき処置をしてくれるでしょう。
1-2. STEP2|ペットを引き取ってくれる人や施設を探す
ペットを病院に連れて行き健康状態を確認したら、次はペットを引き取ってくれる人や施設を探さなければなりません。
基本的には、遺体の検死や現場検証が終わるまでは、ペットを引き渡せません。
しかし、ペットを保護する施設であっても常に受け入れてくれるわけではないため、先に受け入れ先を確保しておく必要があるのです。
すぐに引き取ってくれる人がいなければ、以下の施設に受け入れの可否を聞いてみましょう。
- アニマルシェルター
- 自治体
- 動物愛護センター
- 保護犬、保護猫カフェ
- 動物病院
一般的に知られている「保健所」以外にも、ペットの保護活動や里親探しを行っている施設は、たくさんあります。問い合わせを複数行うことになる可能性もありますが、ペットのためにも、保護先を探しましょう。
1-3. STEP3|遺体の検死が終わるのを待つ
次のステップは、遺体の検死が終わるのを待つことです。
ペットの引き渡しができるタイミングは、遺体の「検死」が終わった後になるからです。
孤独死が起こると、
「事件性がなかったか」
「死因は何だったのか」
などを調べるため、遺体を検査したり、解剖したりする必要があります。
可能性は少ないですが「ペットを利用した殺人……」などというケースもゼロではないので、検死が終わるのを待ちましょう。
1-4. STEP4|遺体や貴重品の手続きを行う
検死が完了したら、ペットよりも先に、まずは遺体や貴重品の手続きを行う必要があります。
下記のような手続きを進めましょう。
- 死亡届の提出(死亡の事実を知ってから7日以内)
- 埋葬火葬許可証の申請書の提出(行政)
- 遺品整理
- 電気やガス、水道、インターネットの解約手続き
1-5. STEP5|引き取り先へペットを渡す
遺体や貴重品の手続きが完了したら、ペットを引き渡すことができます。
「1-2.STEP2|ペットを引き取ってくれる人や施設を探す」で見つけた引き取り先に、ペットを預けましょう。
1-6. STEP6|特殊清掃を依頼する
ペットを無事に送り届けたら、最後に特殊清掃を依頼しましょう。
下記、3つの理由があるからです。
- 遺体とペットのあらゆる汚れや臭いを消す
- 虫が増殖することを防ぐ
- 原状回復に多額の費用がかかることを防ぐ
ご存じのとおり、遺体とペットの汚れや臭いは強烈です。
また、遺体があると、害虫が集まりやすくなります。
「ゴキブリやハエが、遺体や体液をエサに、大量発生した」
といった状態は、絶対に避けたいですよね。
さらに、孤独死した現場は、近隣の迷惑になるため、基本的に換気できません。
汚れや臭いは、放置すればするほど取り除けません。臭いを消せず、壁や床を取り替える程度では済まない場合、原状回復どころか、取り壊しをするしかないでしょう。
次の入居者を確保するためにも、早急に特殊清掃を依頼しましょう。
2. 強烈な臭いを消すには「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃が不可欠!
孤独死現場にペットがいる場合、「ペット×孤独死」に特化した特殊な清掃が必要になります。
なぜなら、人間の遺体とペットの糞尿のダブル効果で、とんでもない悪臭が部屋全体にこびりついているからです。
そもそも、遺体が腐敗している場合は大量の体液が床や壁、残された家財などに染みつき、家中に生ゴミがさらに腐敗したような、脳天を貫くほど強い臭いが充満しています。
そもそも、遺体の腐った臭いは、「家電や壁などあらゆるモノにこびりついて消えない」強烈な匂いです。くわえて、
- ペットの多頭飼育崩壊
- ゴミ屋敷
などが重なると、一般的な清掃業者は絶対無理です。
並大抵の特殊清掃業者でも、間違いなく太刀打ちできません。
「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃なら、プロの技術で、特別な技術や資格を駆使します。
だから、通常の清掃道具や方法では取り除けない、遺体やペットの汚れや臭いを完全消臭することができるのです。
「ペット×孤独死」の2大トラブルに遭遇した場合は、両方の完全消臭をできる特殊清掃業者に、早急に依頼しましょう。
3. 「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃業者を選ぶポイント
「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃業者がいなければ、強烈な臭いを消せないことがお分かりになったでしょうか。
とはいえ、いざ特殊清掃業者を探そうとしても、
「違いがわからない。HPがいい感じのところにすればよいのか……?」
などと、どの業者がいいのか、わからない方は多いはずです。
少し待ってください。業者選びは、非常に重要です!
特殊清掃業界は、正直なところ、悪徳業者が大量にはびこっているといっても、過言ではありません。
「見積もり無料。実際は、ぼったくり請求。部屋の臭いも消えない」
下記の動画を、ご覧いただけますか。
清掃が十分に行われず、階段に体液がしみ込んでいます。
体液がしみた部分は、油でカビないのです。
こちらの弱みにつけ込み、許し難い出来事が、毎日のように起こっているのです。
実は、私たちリスクベネフィットは、悪質業者に依頼してしまった方のセカンドオピニオンとして、完全消臭を行う業者です。
知識や技術不足による清掃で、高額な費用を無駄にした挙句、死臭が漂う。
私たちは、このような悪徳業者を撲滅したい。絶対に許せないと、思っています。
そんなプロである私たちがお伝えする、優良な特殊清掃業者選びのポイントは、以下のとおりです。
優良な特殊清掃業者選びのポイント
- ペットの悪臭を完全消臭できる技術がある
- ペットの消臭依頼を数多く受けた実績がある
- 解体届、解体許可を所有している
1つずつ解説します。
3-1. ペットの悪臭を完全消臭できる技術がある
第一に、「ペットの悪臭を完全消臭できる」技術がある業者を選びましょう。
ここだけの話、遺体の悪臭はペットの消臭作業の工程で、消すことができるからです。
「遺体は◯◯◯という技術で、ペットはXXXという技術を使います。」
などと、遺体とペットで異なる技術を使用すると説明し、別料金が発生する業者は、悪徳業者です。
絶対に避けてください。
依頼者目線で業者を選ぶときは、「ペット消臭」に関する、下記のような技術を所有しているかどうかを、確認しましょう。
- フェロモン臭分解:ペットのおしっこのフェロモンを分解
- オゾン燻蒸:超高濃度オゾンで、壁や床にしみ込んだ臭いを分解
- コーティング:専用のコーティング剤「シャダーン」で、強固な皮膜を形成。
- 臭気の染み込んだ物質を封印
※コーティングを施すことで、今ある建材をそのまま再利用できます。
完全消臭を可能にする消臭特許!
上記でご紹介した消臭技術は、リスクベネフィット(特掃隊)の特許技術です。
一部の業者は、ライセンス許可制度で、使用を許可しています。
しかし、悪徳業者が、特許を無断使用していることもあります。
見分け方として、下記の3つすべてを満たしていない場合は、いくらHPがよくとも、悪徳業者である可能性が高いです。
- 特殊清掃にかかわるページに「特掃隊®のロゴマーク」がある
- HPに「ライセンス証」が掲載されている
- HPには【当社の特殊清掃のノウハウの一部は特掃隊®の消臭方法の使用実施許可を得ております】と記載されている
3-2.孤独死とペットの依頼を数多く受けた実績がある
次に、孤独死とペットの依頼を、数多く受けた実績がある業者を選んでください。
特殊清掃と一言でいえども、業者の質はピンキリです。
だからこそ、実績の有無は、業者の信頼に直結するポイントになるのです。業者のホームページを見るときは、次のポイントをしっかり押さえて選ぶようにしましょう。
- 施工実績の数が豊富にある
- 全国各地で実績がある
- Googleの口コミ数や内容が良い
施工実績の数が豊富にない業者は、孤独死清掃がメインではなく、消臭に関する技術がずさんな可能性があります。
また、全国各地で実績がなければ、ほぼ素人の可能性が高いです。
上記3つのポイントを押さえておけば、さまざまなケースの特殊清掃を経験し、利用者からも信頼されている質の良い特殊清掃業者を選ぶことができます。
3-3.解体届、解体許可を所有している
最後に、「解体届、解体許可を所有している」かどうかを確認しましょう。
なぜなら、遺体やペットの悪臭を消すためには、床を剥がしたり壁を削ったりする必要があるからです。
床を表面から拭くだけでは、内部にしみついた臭いを取れるはずがありません。
そのために、解体届、解体許可が必要なのです。
解体届、解体許可を所有していない業者に、
「どのように特殊清掃を行うのか」
ぜひ、聞いてみてください。
オゾンを出す機械を設置…空気を消臭…などと、返答があるでしょう。
再度お伝えしますが、床や壁を剥がさずに、あの強烈な臭いが消えることはありません。
▼解体届の確認方法
各都道府県のホームページ「解体工事登録業者名簿」
▼解体業許可の確認方法
国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システム
脱臭マイスターは意味なし
リスクベネフィットも取得している、脱臭マイスターという民間の資格があります。
下記のように、いくつか種類があります。
- 孤独死脱臭マイスター
- ペットマイスター
- 災害マイスター
- 除菌マイスター
いかにもプロのような感じがしますが、正直お金を払えば取得できる資格です。
業者選びで、考慮する必要はありません。
4.孤独死現場でペットを発見したら迷わずリスクベネフィットへご依頼ください
ペットと孤独死の悪臭を「完全消臭したい」方は、迷わず私たちリスクベネフィットへご依頼ください。
- ペット消臭の特許技術がある
- 臭いを視覚化したデータで完全消臭を証明する
- 孤独死現場の解体清掃に必須の【公的許認可】を取得している
- ペットの亡骸の埋葬・供養の代行がある
- 遺品整理作業を並行して行うことができる
弊社は、「自分が社会に対してできることはなんだろう」と創立者の惟村が、「年老いた方たちが豊かに暮らせるような世の中に変えることはできなくても、これまでの感謝を精一杯伝えて見送ることはできるんだ」との信念を持って立ち上げた特殊清掃業者です。
創立以来、現場と地道に向き合い、数々の経験を積み重ねながら、特に消臭技術においては独自の研究を進め業界屈指のスキルを身につけてきました。
どんなに悲惨な現場でも、私たちの技術力と経験があれば、孤独死×ペットでお悩みのあなたのお役に立てることでしょう。
その理由について、詳しく説明していきます。ぜひ最後までお読みになり、弊社について知っていただければ幸いです。
4-1. ペット消臭の特許技術がある
私たちが「孤独死×ペット」でお悩みのあなたに弊社を強くおすすめするのは、「ペットの悪臭を完全消臭できる」技術があるからです。
ペットの臭いには“フェロモン臭”という縄張りを示す物質が含まれていますが、一般的な消臭薬品では取りきれないほどしつこい臭いです。
リスクベネフィットではフェロモン臭を分解できる技術を開発し、特許を取得しました。
さらに孤独死現場ではペットの糞尿が、壁、床、家財など部屋中に広がっていることも珍しいことではありません。
糞の除去作業や拭き取り、壁紙はがし、状況によっては解体を行って対応します。
建材にまで染み込んだ臭いも分解するため、解体を行ったうえで“オゾン燻蒸”を用いて徹底的に消臭し、臭気をふさぐコーティングも行います。
これらの特許技術でどんな状況の現場でも完全消臭が実現し、臭い戻りのない原状回復が可能です。
4-2. 臭いを視覚化したデータで完全消臭を証明する
リスクベネフィットはIOT技術を駆使して臭いをデータ化し、消臭技術を行っています。人の感じ方によって異なる臭いをデータ化することにより、特殊清掃業者・ご依頼者様・管理会社や大家など関係者の認識を統一させることが可能です。
人が感じにくいような微量な臭いもキャッチするため、曖昧さのない完全消臭が提供できます。
4-3. 孤独死現場の解体清掃に必須の【公的許認可】を取得している
リスクベネフィットでは孤独死現場の建材や床下から広がる臭いも除去するために、解体に必要な公的許認『解体業許可』を取得しています。
特殊清掃業者は数多くありますが、このような公的許認可を得て清掃を行っている業者はごくわずかであるため、他社と比べても高い消臭技術が期待できると言えるでしょう。
4-3.腐乱臭の完全消臭を可能にした特許技術がある
孤独死現場ではペットの消臭だけでなく、腐乱臭の消臭も必要不可欠です。リスクベネフィットでは、まず孤独死現場の臭いの原因になっている成分を確認し、状況に合わせた薬剤を使用する特許技術で対応しています。
暮らし方は人それぞれだからこそ臭いの原因も異なります。リスクベネフィットではあらゆる状況の部屋であっても完全消臭することができます。
4-4. ペットの亡骸の埋葬・供養の代行もある
もし、多頭飼育によりペットが亡くなっていた場合、ペットの亡骸の撤去は精神的な苦痛を伴う作業です。リスクベネフィットではお客さまの代わりにペットを埋葬し、供養します。多頭飼いによる多くの亡骸が発見された場合でも1頭1頭を丁寧に扱うので、ご安心してお任せいただけます。
4-5. 遺品整理作業を並行して行うことができる
孤独死現場となった部屋であっても遺品整理が必要です。遺品整理だけを専門としている業者もありますが、リスクベネフィットなら清掃とともに遺品整理を並行して行うことも可能です。
遺品には臭いが染み込んできる場合もあるため、梱包してお渡しする配慮もある遺品整理が期待できます。「立ち合いたい」「お任せしたい」などお客さまのご意向に沿って遺品整理を進めるため、希望通りの遺品整理が可能になります。
5.まとめ
最後に、この記事を簡単にまとめましょう。
孤独死現場にいるペットの対応方法は、下記のとおりです。
- ペットを病院へ連れていく
- ペットを引き取ってくれる人や施設を探す
- 遺体の検死が終わるのを待つ
- 遺体や貴重品の手続きを行う
- 引き取り先へペットを渡す
- 特殊清掃を依頼する
「ペット×孤独死」に特化した特殊清掃業者を選ぶポイントは下記のとおりです。
- ペットの悪臭を完全消臭できる技術がある
- 孤独死とペットの依頼を数多く受けた実績がある
- 解体届、解体許可を所有している
あなたの物件が早く元通りになり、ペットも無事に引き渡せることを、心から願っています。