「孤独死の部屋でゴキブリが大量発生していたら、どう対処すればいいのか」
「ゴキブリの駆除と孤独死の特殊清掃は、どちらを先に行うべきなんだろう」
孤独死という非常事態に加えて、ゴキブリの大量発生が起きているため、すぐにでも対応を迫られていてお困りですね。
家族や親族、賃貸物件の入居者が孤独死した部屋で、もしもゴキブリが大量発生している場合は、どんなに急いでいたとしても、特殊清掃の前には絶対に入室をしてはいけません。
一般的な孤独死の現場に慣れている特殊清掃業者であっても、孤独死現場への入室は、必ず専用の防護服やマスク、ゴーグル、手袋などを着用した状態でないと入室はしません。感染症などのリスクが非常に高いからです。ましてやゴキブリの大量発生が起きている場合は、入念に準備してから入室する必要があります。
まずは落ち着いて、以下の対応をしましょう。
特殊清掃の専門業者に連絡し、孤独死現場の清掃とゴキブリの駆除の両方を任せる。
通常、孤独死の現場でゴキブリが大量発生するのは、以下の2つのケースです。
- 遺体の腐敗がかなり進行している
- もともとゴミ屋敷などで現場にゴキブリがいた
どちらの場合であっても、現場の衛生状態はかなり劣悪なため、感染症などのリスクが高い状態です。専用の防護服や特殊マスクを装着した状態でないと、入室するのは非常に危険です。
この記事では、ゴキブリが大量発生してしまった孤独死現場への入室方法や対処法について、わかりやすく説明します。
この記事を読むことで、ゴキブリが発生している孤独死現場における害虫駆除と衛生状況、そして現場に残された遺品をどう扱うべきかについて知ることができます。
Contents
1.ゴキブリが発生している孤独死現場は害虫駆除ごと特殊清掃業者に任せるべき
孤独死の現場でゴキブリが大量発生している場合は、とにかくまずは特殊清掃業者に連絡をして、ゴキブリの大量発生について伝えてください。
特殊清掃業者にゴキブリ駆除を含めて依頼すべき理由は、以下の2つです。
- 孤独死の現場の清掃とゴキブリの駆除の両方を行うことができる
- 孤独死の現場では、被害を最小限に止めるためのスピード対応が求められる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.特殊清掃業者なら孤独死の清掃とゴキブリ駆除の両方を行うことができる
孤独死の特殊清掃では、入室前に業務用のオゾン燻蒸機で殺菌消臭をします。
このオゾン燻蒸によって、ゴキブリも駆除することができるのです。
オゾン燻蒸によるゴキブリ駆除は、飲食店や食品工場などでも広く行われている確実な方法です。
高濃度のオゾンは、ゴキブリを始めとした病害虫や害獣、ウィルスなど、あらゆる生命体へ悪影響を及ぼすことが確認されています。業務用の殺菌消臭を目的としたオゾン燻蒸機は、人体にも有害なほどの高濃度のオゾンを発生させることで、孤独死の現場にいるあらゆる害虫や害獣を駆除することができるのです。
しかもオゾンは、残留毒性と呼ばれる使用後の危険性が低く、燻蒸が終われば直ちに安全な状態に戻ることも特徴です。
なお、家庭用のオゾン発生器は、発生させるオゾンの濃度が低く設定されているため、人にもペットにも安全に使うことができています。
1-2.孤独死の現場では、被害を最小限に止めるためのスピード対応が求められる
孤独死の現場では、腐敗液の浸透による物件の損傷と、悪臭による近隣被害を最小限に食い止めるため、迅速な対応が求められます。
特殊清掃業者とゴキブリの駆除業者とをそれぞれに手配するのは、それだけで手間隙がかかります。
インターネットなどで業者を選び、比較検討して見積もりを取る作業を複数の業者とやり取りするよりも、特殊清掃業者にすべて任せてしまった方が、作業負担も少なく時間もかかりません。
何より、もしも孤独死の現場にゴキブリ駆除の業者が先に辿り着いたとしても、何もできることはありません。
孤独死の現場というものは、不用品回収業者や遺品整理業者にも扱うことができない、特殊清掃の専門技術とノウハウがないと入室することすらできない場所だからです。
2.孤独死現場でゴキブリが大量発生するケース
実は、孤独死が起きたからといって、現場ですぐにゴキブリが大量発生するわけではありません。
孤独死の現場でゴキブリが大量発生している場合、以下の2つの理由が考えられます。
- 遺体の腐敗が進行している
- もともとゴミ屋敷などで現場にゴキブリがいた
孤独死現場でゴキブリが大量発生する理由について、詳しく解説していきましょう。
2-1.遺体の腐敗が進行している
孤独死の現場でゴキブリが大量発生しているのは、遺体の腐敗がかなり進行している可能性があります。
なぜなら、ゴキブリはある程度遺体の腐敗が進んでいないと、遺体を侵食することができないからです。
遺体の腐敗が進むのは、単に長期間発見されなかったというケースだけではありません。
たとえ発見までの期間が短くても、部屋そのものや、遺体周辺の温度が高いことで、遺体の腐敗は進むのです。
具体的には、孤独死した場所や状況が以下のような場合に、遺体の腐敗が進行します。
- 夏場で室内に冷房が効いていない
- 冬場で室内に暖房が効いている
- 冬場のこたつの中
- トイレや洗面所など空気のこもる狭い空間
遺体の腐敗が進むことで発生する悪臭がゴキブリを引き寄せたり、遺体そのものがゴキブリにとっての食糧となることで、ゴキブリの大量発生が起きます。
2-2.もともとゴミ屋敷などで現場にゴキブリがいた
孤独死が起きる前から居室がゴミ屋敷となり、孤独死の前から居住者とゴキブリが共生していたと思われるケースも多くあります。
大量のゴミは、ゴキブリの栄養になります。
特に弁当の食べ残しやペットボトル飲料の飲み残しなどは、ゴキブリの格好の好物なのです。
体力が低下してゴミ出しができなくなった一人暮らしの高齢者や、生きようとする気力を失っていくことで起きるセルフネグレクトでは、室内にゴミが溜まりやすくなるため、孤独死が起きる前からゴキブリが大量発生しているケースが多いのです。
戸建てのゴミ屋敷は周囲から発見されやすいものですが、賃貸住宅の場合、おおむね8階以上の高層階でゴキブリが頻出する場合は、近隣がゴミ屋敷化しているケースがあるので目安にしてください。
ゴミ屋敷では、孤独死が発見される以前から悪臭やゴキブリの出現傾向が高いため、孤独死の発見が遅れやすくなることも特徴です。
3.ゴキブリ駆除と特殊清掃をまとめて頼むメリット
「1-1.特殊清掃業者なら孤独死の清掃とゴキブリ駆除の両方を行うことができる」でも述べましたが、特殊清掃業者に依頼することで、孤独死の清掃とゴキブリ駆除は両方まとめて迅速に行うことができます。
ほかにも、ゴキブリ駆除と特殊清掃をまとめて依頼することで、以下のようなメリットがあります。
- 費用を安く抑えられる
- 空間すべてが清潔になる
- 残しておきたい遺品を守れる
それぞれ順に詳しく見ていきましょう。
3-1.メリット①:費用を安く抑えられる
ゴキブリ駆除の業者と特殊清掃業者のそれぞれに依頼するよりも、かかる費用を安く抑えることができます。
特殊清掃では、オゾン燻蒸によりゴキブリの駆除を行うことができることはお伝えしましたが、腐敗液の染み込んだ床板や壁内部の石膏ボードまで解体して清掃することにより、ゴキブリの卵まで除去することができます。
これにより、いまその孤独死の現場にいる成体のゴキブリだけでなく、2~3週間後に孵化するかもしれないゴキブリまで除去することができるのです。
ゴキブリ駆除の業者に孤独死の特殊清掃はできませんが、特殊清掃業者であれば、将来孵化するかもしれないゴキブリまで含めてまとめて除去できるため、それぞれを別の業者に頼むよりも、費用を安く抑えられるのです。
3-2.メリット②:時間をかけずに済む
ゴキブリ駆除を特殊清掃業者にまとめて依頼することで、時間の節約ができます。
実は、孤独死という緊急事態下においては、警察や管理会社、葬儀会社など、複数の関係者とやり取りを行う必要が出てきます。
しかも、近隣への配慮から、孤独死の発覚後はとても慌ただしい中で、いろいろな手続きを素早く進めていかなくてはなりません。
業者を選定してやり取りする時間も、特殊清掃業者にまとめて依頼することで、かかる負担を確実にひとつ減らすことができるのです。
3-3.メリット③:空間すべてが清潔になる
特殊清掃業者の専用機材であるオゾン燻蒸を行うことによって、孤独死の遺体周辺だけでなく、空間全体を除菌することができます。
オゾンは気体なので、天井や家具の裏や下など、特に空気のこもる雑菌の繁殖しやすい場所を含めて、部屋の隅々まで行き渡らせることができるのです。
高濃度オゾンによる除菌・消臭の効果は非常に高いため、ゴキブリの大量発生によって部屋に充満していたであろう病原菌やさまざまな雑菌まで殺菌することができ、空間を一気に清潔にします。
4.ゴキブリが発生している孤独死現場の遺品整理
ゴキブリが大量発生している孤独死現場では、そこにある遺品の衛生状態も心配です。
現金などの貴重品をはじめ、相続に必要な書類、故人の趣味で集めていたものなど、ゴキブリが這ったかもしれない遺品については、どのように扱えばいいのか不安になるでしょう。
特殊清掃業者であれば、ゴキブリを駆除するだけでなく、残しておきたい遺品についても適切に処理することができます。
以下の3つに分類して、それぞれどのように取扱をすべきか見ていきましょう。
- 家財道具および日用品
- 現金や相続関係書類などの貴重品
- 残しておきたい故人の愛用品など
4-1.家財道具および日用品
通常の孤独死の現場では、家財道具や日用品など、現場にある遺品のほとんどは廃棄することになります。
悪臭や腐敗液などの汚物がついているものも多く、除菌・消臭して売却するよりも、ほとんどの場合で廃棄した方が安上がりだからです。
ゴキブリが発生している孤独死現場の場合、特に木製家具やソファなどは、内部でゴキブリが産卵している可能性があるため、解体して除菌するよりも廃棄してしまった方が安全です。
なお、廃棄ひとつを取って見ても、以下のように分別する必要があり、自治体ごとに細かいルールが異なるため、適正に分別して廃棄することが大切です。
- 可燃物
- 不燃物
- 資源
- 家電
- 家具
- 危険物
- 粗大ゴミ
4-2.現金や相続関係書類などの貴重品
現金などの貴重品や相続関係の書類などは、その場で簡易除菌したり、悪臭が外に漏れないように梱包したりして遺族に渡します。
経験の豊富な特殊清掃業者の場合、孤独死現場のどこにどんなものがあるかの見当をつけることに長けているため、たとえゴミ屋敷状態であったとしても、誤って廃棄処分してしまう可能性が低くなります。
孤独死の特殊清掃はお金のかかるものです。
少しでも負担が大きくならないよう、大切なものを見つけ出すことのできる業者を選ぶようにしてください。
4-3.形見分けしたい故人の愛用品など
故人の愛用品や価値の高いものなど、残しておきたいものは特殊清掃業者であれば専用機材で除菌・消臭をしてくれます。
ただし、技術的にできない業者もあるため、残したいと思うものがすでにある場合は、料金と合わせて事前に問い合わせしておくと安心です。
孤独死における遺品整理の方法など、遺族としてやるべきことを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になさってください。
5.ゴキブリが発生している孤独死現場の特殊清掃を安心して任せられる業者の選び方
ゴキブリが大量発生している孤独死現場の場合、通常の孤独死現場と比較すると作業員の危険度が高く、手間が多いと言えます。
しかし、だからこそ安心して特殊清掃を任せることのできる、仕事の確かな業者を選びたいものです。
具体的には、以下の5つの点に注意して、業者選びをすることをおすすめします。
- 特殊清掃の専門家であること
- 「解体工事業登録」をしていること
- 実績が十分にあること
- 作業開始後の追加請求がないこと
- 担当者の対応が信頼できること
それぞれ詳しくその必要性を判断ポイントを見ていきましょう。
5-1.特殊清掃の専門業者であること
ゴキブリが発生している孤独死現場の特殊清掃は、専用の機材やノウハウを持った特殊清掃の専門業者に依頼することを何より強くおすすめします。
「特殊清掃もできます」とうたっている廃品回収業者や遺品整理業者では、作業員本人や周辺に感染症の危険を負わせてしまうでしょう。
また、特殊清掃業者の中には、専用の薬剤や機器、防護服などを持たず、その場しのぎのアルバイト・スタッフを寄せ集めて対応するところもあります。
そうした名前だけの業者では、周辺に悪臭や害虫・害獣を拡散させてしまいますし、大切な貴重品を一緒に処分してしまうこともあるのです。
ゴキブリが発生している孤独死現場の特殊清掃をする場合は、何よりもまず特殊清掃の専門業者であることに重きを置いて、依頼するようにしてください。
5-2.解体工事業登録をしていること
任せようとしている特殊清掃業者が、「解体工事業登録」をしているかどうかをしっかり確認してください。
「解体工事業登録」とは、国家資格を持った技術管理者を置いて、床板や壁の石膏ボードなどの解体を行うことができる業者であるという国土交通省管理の許認可です。
ゴキブリは、壁の中や天井裏など空気のこもる場所で産卵することが多いため、現場にいる成体のゴキブリを駆除しただけでは、2~3週間後に卵が孵化して、新たなゴキブリが発生してしまうのです。
「解体工事業登録」をしていない業者では、表面の清掃しかすることができないため、ゴキブリが大量発生している現場の特殊清掃は、必ずこの資格を有している業者かどうか、しっかり確認してから依頼してください。
5-3.実績が十分にあること
腐敗臭や腐敗液を少しも残さずに清掃することのできる、十分な実績のある特殊清掃業者を選びましょう。
実は特殊清掃の仕事というものは、賃貸住宅の管理者が作業依頼するケースが多いものです。
いくつもの賃貸物件を抱えていると、居住者の孤独死という事態に遭うことも、少なからず起こります。
そのため、管理者同士のネットワークによる紹介や、図らずもリピーターとして清掃依頼をすることになる場合が多いのです。
特殊清掃を抜け漏れなくしっかりと行うことのできる業者には、次々に仕事が集まってくるため、実績が十分にあるということは、そのまま仕事が丁寧で安心して任せられるということに繋がります。
実績が十分にある経験豊富な特殊清掃業者であれば、ゴキブリが大量発生している現場の対応にも慣れているため、落ち着いて仕事をしてくれるでしょう。
また、遺品整理のために遺族として入室をする際にも、その場でいろいろな相談にも答えてくれます。
特殊清掃業者を選ぶ際は、実績が十分にあるかどうかを参考にしてください。
5-4.作業開始後の追加請求がないこと
ゴキブリが大量発生しているかもしれない旨は、作業スタッフに危険性を認識させるため、必ず依頼する際に伝えてください。
その上で、現場を見てから追加請求をするような業者は、悪質であると言えます。
「現場の状況が想定外だった」というのは業者の側の落ち度なので、その作業費用を追加で払う必要はありません。
また、見積もりが一番安かったからという理由だけで業者を選び、作業を始めてからの追加請求のトラブルが起こるケースも、残念ながら非常によくあるのです。
実績があってプロ意識の高い特殊清掃業者であれば、追加請求がないことを事前にしっかりと伝えているため、ストレートに追加請求の可能性の有無を問い合わせても、何も問題はありません。
5-5.担当者の対応が信頼できること
見積もりや相談などの実際のやりとりを通じて、あなた自身が安心して任せようと思える業者を選びましょう。
聞きたいことを聞いた時に、経験の豊富な業者であれば、きちんと答えることができます。
一方、言葉遣いや対応に横柄さやぞんざいな印象を受ける業者は、きっと現場での作業も丁寧ではないでしょう。
特に、ゴキブリが大量発生しているかもしれないということで、あからさまに態度を変えたり、返事が遅くなったりする業者とは、すぐに関わりを絶った方が良いです。
どんな現場であっても、一番困っているのは依頼主であるため、ゴキブリの大量発生現場を私的な感情で避けるような業者は、後のトラブルに繋がり兼ねません。
なお、賃貸住宅の管理者からの紹介で決めるケースも多いですが、その場合でも、事前にきちんと担当者と話をして、あなた自身が納得できる業者かどうか、判断することをおすすめします。
6.特殊清掃の専門家集団であるリスクベネフィットなら安心
ゴキブリが発生している孤独死現場の特殊清掃を安心して任せられる業者をお探しであれば、特殊清掃の専門家集団である株式会社リスクベネフィットにまずはご相談ください。
株式会社リスクベネフィットは、全国の特殊清掃業者をつなぐ業界最大手の専門家集団です。
特殊清掃における以下のような強みを持っています。
リスクベネフィットの強み
- 「解体工事業登録」を有する数少ない専門業者
- 過去8,000件以上の豊富な実績
- 自社特許技術で完全消臭を実現
- 業務用高濃度オゾン燻蒸で隅々まで除菌・消臭
- WHOの認定を受けた、新型コロナウィルスにも対応した唯一の除菌工法
清掃時には、特殊光を用いて臭いの発生源である体液残りを確認しながらの清掃を繰り返すため、清掃残りがありません。
もちろん、「解体工事業登録」を有しているため、ゴキブリの卵のありそうな箇所もしっかりチェック。特殊清掃の本来目的である原状回復を確実に成し遂げる、プロ意識を持っています。
「近隣の方にできるだけ迷惑をかけたくない」「もしも残せるなら残して欲しい遺品がある」というご遺族の想いに、高い清掃品質と細かい配慮で応えられるのは、リスクベネフィットならではです。
確実で高品質な特殊清掃は、ぜひリスクベネフィットにお任せください。
7.まとめ
今回は、ゴキブリが大量発生している孤独死現場の特殊清掃と、ゴキブリの駆除について解説しました。
孤独死の部屋で、もしもゴキブリが大量発生している可能性がある場合は、絶対に室内に入らず、すぐに特殊清掃の専門業者に連絡して、孤独死現場の清掃とゴキブリの駆除の両方を任せてください。
孤独死の特殊清掃では、入室前に行うオゾン燻蒸によって、ゴキブリの駆除も合わせて行うことができます。
ゴキブリ駆除と特殊清掃をまとめて依頼することで、以下のようなメリットがあります。
ゴキブリ駆除と特殊清掃をまとめて頼むメリット
- 費用を安く抑えられる
- 空間すべてが清潔になる
- 残しておきたい遺品を守れる
また、ゴキブリが大量発生している室内にある遺品は、以下のように扱います。
ゴキブリが大量発生している孤独死現場の遺品の取り扱い
家財道具や日用品 | 分別して廃棄処分 |
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貴重品や相続に関係するもの | 簡易除菌または梱包して受け渡し |
故人の愛用品など | 除菌・消臭して受け渡し |
ゴキブリが発生している孤独死現場は、通常の孤独死の現場よりも危険性が高いため、必ず安心して任せられる、特殊清掃業者を選ぶことが大切です。
ゴキブリ駆除と特殊清掃を同時に任せることのできる業者の選び方は、以下を押さえてください。
ゴキブリが発生している孤独死現場の特殊清掃を任せられる業者の選び方
- 特殊清掃の専門家であること
- 解体工事業登録をしていること
- 実績が十分にあること
- 作業開始後の追加請求がないこと
- 担当者の対応が信頼できること
この記事が、孤独死に加えてゴキブリの大量発生という非常事態の中で、あなたを支えるお役に立ちますように。