孤独死した遺体を見つけたら110番!現場の処理方法を伝授

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孤独死した遺体を見つけたら110番!現場の処理方法を伝授

「孤独死した遺体が物件にあるんだけど、一体どうすればいいの?」
「警察に連絡していい?逆に自分が疑われない?」

今、これを読んでいる大家であるあなたは、管理している部屋に孤独死した遺体があり、目の前の遺体をなんとかしたいと思っているのではないでしょうか。

自分が犯人にされてしまうのでは?と不安に思うかもしれませんが、その心配はないので、安心して警察に電話してください。

警察は連絡を受けた後、速やかに孤独死遺体を運んでくれます。 そのあとの遺族への連絡なども、すべて警察に任せて問題ありません。
あなたは警察からの連絡を待つだけで大丈夫です。

【警察に遺体を引き渡した後の流れ】

  1. 警察の連絡を待つ
  2. 特殊清掃を依頼する/させる
  3. 遺品整理を行う/させる
  4. 事故物件として部屋を処理する

しかしひとつだけ、あなたが急いでやらなければいけないことがあります。
それは、孤独死遺体があった部屋の特殊清掃です。

ご存じのとおり、孤独死現場になった部屋は、通常の清掃では対処できないほど、凄惨な状況になっていますよね。

今すぐ特殊清掃を頼まなければ、原状回復が難しくなり、物件としての価値が下がってしまうかもしれません。

とはいえ、どんな特殊清掃業者を選べばいいのか、困っているという人も多いでしょう。

そこで、この記事では孤独死遺体をどうすればいいのか迷っているあなたに、次の3つの情報をお伝えします。

【この記事で分かること】

  • 孤独死遺体を運んだ後に大家さんがすること
  • 孤独死遺体の対応にかかった費用の請求先
  • 絶対に失敗しない特殊清掃業者の選び方

この記事を読んでいただければ、孤独死遺体を運び出してもらった後に、あなたがするべきことが一目瞭然です。

特殊清掃業者も速やかに選べるので、部屋の原状回復まで落ち着いて行えるでしょう。

緊急を要する方には、『孤独死パック:86,537円(税込)』の初期サービスもご用意しています。24時間受付の無料相談・お見積もりをご利用ください。

1. 孤独死した遺体は警察に頼めば回収してくれる!

孤独死した遺体を見つけたら、すみやかに警察に110番通報を行いましょう。

遺体の第一発見者になったら、自分が疑われてしまうのでは?と思う人もいるはずです。

しかし、警察は理由もなしにあなたを疑うことはしません。
安心して警察に電話してくださいね。

警察は遺体を回収したあと、現場検証や死因の調査、親族への連絡などを行います。

万が一遺族が「遺体を引き取らない」と言ったとしても、遺体があなたの手元に戻ってくることはないので安心してください。自治体が責任を持って遺体を火葬してくれます。

もちろん火葬後の遺骨も、あなたが受け取ることは一切ありません。

連絡が遅くなれば、そのぶん孤独死遺体の腐敗が進み、現場には死臭が漂うようになってしまいます。
親族への連絡も遅れれば、部屋を清掃することもできず、物件を原状回復するのに時間がかかってしまうでしょう。

ただし、特殊清掃が終わるまで部屋の換気を行うことはできないので、決して窓を開けたり、エアコンをつけたりはしないようにしましょう。死臭や室内の細菌が近隣に広がってしまいます。 とにかく、大家さんであるあなたが今もっともすべきことは、とにかく警察に110番通報を行うことです。

2. 遺体を運んでもらった後に大家(オーナー)がやること

孤独死が珍しいことではなくなったとは言え、孤独死を発見することは誰しもが頻繁に経験することではありません。
イレギュラーな事態であるため、混乱もされるでしょう。

孤独死を発見したときはまず警察へ通報し、以下のステップで対応を行っていきます。

【警察に遺体を引き渡した後の流れ】

  1. 警察の連絡を待つ
  2. 特殊清掃を依頼する/させる
  3. 遺品整理を行う/させる
  4. 事故物件として部屋を処理する

ここからは、警察に遺体を引き渡した後の流れを紹介します。

2-1. 警察の連絡を待つ

孤独死を発見した場合は速やかに警察に連絡をします。

警察は「なぜ、いつ亡くなったのか」など死亡した原因と身元の確認をします。

遺体や部屋の状況から調べるため、警察が到着するまでは孤独死現場に触れたり足を踏み入れたりしないようにしてください。
もちろん遺体にも触れないでください。

警察が到着すると以下の対応が行われます。

2-1-1.警察による現場検証

孤独死現場は検死するために立ち入りを禁止して現場検証を行います。金品や部屋の鍵などの貴重品は検死が終わるまで警察署で保管され、身内を含め、管理会社や大家も部屋に立ち入ることは許されません。

2-1-2.遺族への連絡

検死によって身元の確認ができたら警察が遺族を調べ、血縁関係の近い遺族への連絡が行われます。
血縁関係の順位は以下のとおりです。

1親等両親、子ども
2親等祖父母、兄弟姉妹、孫
3親等曽祖父母、叔父叔母、甥姪、曾孫

遺体の状況によっては身元が分からない場合もあります。身元が分からない場合は遺体を専用保管庫にて保管しながらDNA鑑定を行い、身元の確認をします。

孤独死の場合は親族が見つからないケースがあったり、中には親族から遺体の引き取りの拒否をされたりすることもあります。
遺体の引き取りを拒否された場合でも、大家さんが遺体に関して引き取りなどの行動を行う必要は一切ありません。

2-2. 特殊清掃を依頼する/させる

孤独死現場は放置すればするほど汚れや臭いがこびりつき、取り除くことが困難になります
また、ハエによる感染症被害を出さないためにも一刻も早く清掃を行うことがポイントです。

孤独死現場に入室できない検死の段階であっても、鍵を受け取ったらすぐに清掃に入れるよう早めに特殊清掃業者の選定・問い合わせ・依頼を遺族に行ってもらいましょう。

特殊清掃業者への依頼は、遺族もしくは大家さんが行うことになります。遺族が行わない場合などは大家さんであるあなたが依頼する必要があります。

なお、遺族が特殊清掃の依頼をしてくれない場合でも、清掃や遺品整理の代金は遺族に請求することができます。
ただし、相続放棄を行い、一切料金を払わないというケースもあります。

詳しくは「3.孤独死遺体の対応にかかった費用は誰に請求できるの?」で解説しているので、参考にしてみてください。

2-3. 遺品整理 or 残置物処分を行う

特殊清掃と合わせて、孤独死した人の遺品整理もしくは残置物処分も行います。

いくら自分の物件に住んでいる人だったとしても、大家さんが孤独死した人の遺品整理を行う必要は全くありません。
遺族に遺品整理を行うよう依頼しましょう。

なお、遺族が遺品整理を行わないと決めたり、遺族がいなかったりという場合にも、大家さんが遺品整理をする必要はありません。
その場合は残置物処分となります。

遺品整理や残置物処分は、次の業者に依頼します。

【遺品整理の依頼先】

孤独死した遺体が腐敗していなかった場合
・不用品回収業者

孤独死した遺体が腐敗していなかった場合:不用品回収業者
・特殊清掃業者

孤独死は発見されるまでに時間が経過しており、遺体が腐敗しているケースが非常に多いため、ほとんどの場合特殊清掃業者に頼むことになるでしょう。

ただし、料金を節約したいからといって、遺品整理を自力で行うのは危険です。

孤独死遺体の状態にもよりますが、部屋にあった家財道具や細かなもの、すべてに死臭がしみつき、見えない菌が付着している可能性があるからです。
うっかり触ってしまうと、あなたの身に危険が及ぶかもしれません。
遺品整理は必ず特殊清掃業者に依頼するようにしましょう。

2-4. 事故物件として部屋を処理する

孤独死が発生した部屋は、特殊清掃業者による清掃後、事故物件として処理することになります。

なお、国土交通省が定めた「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」において、自然死の場合は事故物件としての告知義務はないとされています。

しかし、特殊清掃を行った場合は、3年間事故物件として処理を行わなければいけません。

孤独死が起きてすぐに発見できたのなら事故物件として処理する必要はないのですが、孤独死の遺体は基本的に死後数日経過しており、特殊清掃が必要になるケースが大半です。

一般社団法人日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会が2022年に行った、「第7回孤独死現状レポート」によると、孤独死発見までの日数は18日と言われています。

夏の場合だと、遺体の腐敗がかなり進行している可能性もあるでしょう。

事故物件になれば、借り手がなかなかつかなくなるのでは…と心配している大家さんも多いかもしれません。

しかし、次のような対策を行えば、借り手が見つかりやすくなる可能性があります。

  • 家賃や初期費用を下げて安さをアピール
  • リフォームを行い魅力的な内装にする

このように、孤独死が起きた部屋でも「安さ」「おしゃれさ」を追求すれば、借り手がつきやすくなるかもしれません。

事故物件になってしまったからと言って落ち込みすぎず、新しい入居者のために策を練ってみましょう。 孤独死した部屋の事故物件の扱いや、今後売ったり貸したりするための対策などについては「孤独死はほぼ事故物件になる!売却・賃貸するための対策を徹底伝授」でさらに詳しく解説しています。

3. 孤独死遺体の対応にかかった費用は誰に請求できるの?

孤独死遺体を大家さんが引き取ったり、火葬したりする必要はないと分かりましたが、費用面にも不安が残りますよね。

結論から言うと、基本的に、大家さんが特殊清掃や原状回復にかかった費用を負担する必要はありません。
本人の預貯金や連帯保証人に、費用を請求することができます。
費用を負担するべき人は、以下の順番になります。

【部屋の処理費用を負担するべき人】

1番 本人(預貯金や加入していた保険)

2番 連帯保証人

3番 保証会社

4番 大家(不動産管理業者)

1番に責任をとらなければいけないのは本人です。

亡くなってしまっているわけですが、費用の支払義務がある人間の筆頭は本人なので、部屋に残した現金、または預貯金や加入していた保険がおりる場合は、そこから支払いがされます。

次に責任を負わねばならないのは、連帯保証人です。

一般的には、孤独死の可能性がある高齢者が部屋を借りる場合、健康面のリスクがあるため、保証人なしで審査に通ることはほとんどありません。

何かあったとき連絡できる人がいるかどうか?ということが、貸主にとって非常に重要な審査基準であるため、大抵は保証人がついています。

そのため、本人の資産から部屋の処理に掛かる費用が支払えない場合は、連帯保証人が責任を負うことになります。

保証人の代わりに保証会社を立てていた場合は、保証会社に請求しましょう。

遺族が相続放棄すれば大家さんに支払い義務が発生することも

原状回復で発生した費用は、連帯保証人ではなく遺族に請求することも可能です。
しかし、遺族は相続放棄をすることができます。

相続放棄をした場合、原状回復費用の支払い義務はなくなります。そのため大家側から、遺族に支払い請求と行うことができなくなるのです。

本人がつけていた家財保険の特約で補償が受けられたり、大家さんが加入していた孤独死保険で負担を抑えられたりもするので、一度確認しておきましょう。

なお、大家さんが特殊清掃費用を遺族に請求する場合に覚えておきたいポイントなどを「入居者が孤独死した際に大家さんが行うべき対応を解説」で解説しています。

思わぬ金銭トラブルに発展してしまわないよう、ぜひ一読しておくことをおすすめします。

4. 孤独死遺体があった部屋は今すぐ特殊清掃を依頼して!

孤独死遺体があった部屋の特殊清掃は、今すぐ遺族もしくは大家さんから依頼する必要があるとわかりました。

しかし、遺族に連絡がつかないなどの理由から、「後ででもいいか」と考えている人もいるかもしれません。

ですが、孤独死遺体があった部屋は、次のような理由から今すぐ特殊清掃を依頼すべきです。

【特殊清掃業者に依頼すべき理由】

  • 自力で消せない死臭がこびりつく
  • うじ虫やハエ、ゴキブリ、害獣による被害が発生する
  • 体液や血液によるシミがとれない
  • 原状回復ができない

ここから詳しく解説するので、特殊清掃業者に依頼する際の参考にしてみてください。

4-1. 自力で消せない死臭がこびりつく

孤独死遺体から発生した死臭は、どれだけ強力な消臭剤を買ってきて使ったとしても、自力で消すことは困難です。

万が一、夏場や暖房のついた部屋での孤独死だった場合は、遺体の腐敗も進んでいるため、目も開けられないほどの腐敗臭がこびりついています。腐敗臭も自力で消臭することはできません。

正しい清掃を行わなければ、建材に臭いがしみこんだまま残ってしまうため、賃貸物件として再び貸すことが難しくなってしまうでしょう。 物件の価値を取り戻すためにも、特殊清掃業者に素早く依頼することが大切です。

4-2. うじ虫やハエ、ゴキブリ、害獣による被害が発生する

孤独死遺体の腐敗が進むと、ゴキブリやハエ、ウジなどの害虫、ネズミなどの害獣が発生します。

さらに害虫や害獣は死後数日で大繁殖し、近隣の住居にまで影響を与えます。
害虫や害獣は繁殖力が強く、死後数日で数えきれないほどの量になります。

参考までに、ハエは遺体に卵を産み付けてから、たった2週間で孵化をするそうです。

しかもメスは一生のうちに500個もの卵を産むので、ハエが集まれば集まるほど、産みつけられる卵の量が増えてしまうのは、お分かりいただけるかと思います。

そのうえ害虫や害獣は病原菌を体に付着させているため、重篤な感染症のリスクもあります。
危険を伴う害虫害獣を徹底的に駆除するには、業者に頼むほかありません。

近隣住居への被害を最低限に抑えるためにも、一刻も早く特殊清掃業者に連絡しましょう。

4-3. 体液や血液によるシミがとれない

遺体から漏れ出た体液や血液によるシミも、特殊清掃業者でなければきれいにすることはできません。
専用の薬剤を使用し、血液などに含まれるウイルス感染を防ぎながら、清掃を行わなければいけないからです。

さらに、場合によっては床下や建材などに体液や血液が染みこんでいる場合もあります。
その際は床を切断して清掃を行わなければいけないのですが、素人には到底できない作業です。

リフォーム業者に頼めばいいのではと考える人もいるかもしれませんが、リフォーム業者は特殊清掃のノウハウを持っていないことがほとんどです。
結果的に、死臭やシミが残ってしまう可能性も考えられます。

孤独死遺体が発見された現場への対応は、特殊清掃業者に依頼することが大切です。

4-4. 原状回復ができない

孤独死遺体が発見された部屋を放置しておくと、原状回復がどんどん難しくなってしまいます。

まず、死臭が建材に染みこみ、簡単に消臭することが難しくなってしまいます。
死臭や害虫が部屋の外にまで漏れ、近隣住居に被害を与える可能性もあるでしょう。

原状回復が遅れれば遅れるほど、物件の価値は下がり、人に貸せるほど原状回復するまでに時間がかかってしまいます。
風評被害も発生してしまうかもしれません。

もしかしたら、近隣の住民からの賠償請求があったり、近隣の人々が引っ越してしまったりする可能性もあるでしょう。

早めに対応して原状回復を行わなければ、さまざまなデメリットを呼んでしまうのです。

5.特殊清掃業者の選び方

遺体は腐敗が進むことで死臭を伴った体液や血液が流れ出し、部屋も凄惨な状況へ変わっていきます。
死臭に集まってきたハエは遺体へ卵を産み落とし、遺体からウジ虫が産まれ、病原体を付けたハエとなって飛び回ることも懸念されます。

また、死臭は近隣住宅へも広がるほど強い臭いを放つため、迅速に対応してもらえる特殊清掃業者を選ぶことがポイントです。

ただし、中には「完全消臭できます」「安く素早く対応します」と言いつつ、大した清掃もしないで高いお金だけを請求する悪徳業者も存在します。

次の動画をご覧ください。特殊清掃を依頼したのにも関わらず、匂いが残っており、体液もしみ込んだまま、依頼主に返された物件です。

このような業者が、特殊清掃業界には数多く存在しています。

模倣した完全消臭技術で「死臭を消せます」と言い、本当に困っている人の心を利用して、高額なお金をもぎ取ろうとしているのです。

そんな業者に騙される人を一人でも多く減らしたい。
だからこそ、次のポイントを必ず守って特殊清掃業者を選んでいただきたいです。

【特殊清掃業者選びのポイント】

  • 完全消臭が可能な技術を持っている
  • 『解体届』『解体業許可』を取得している
  • 遺品整理も同時に頼める

5-1. 完全消臭が可能な技術を持っている

10年前までの孤独死現場は「特殊清掃を行っても死臭は完全に取り除くことができない」と言われていたほど、死臭は除去することが難しい臭いでした。

しかし、近年では技術の開発やノウハウによって、あらゆる孤独死現場であっても、次の3つの技術を使えば完全消臭が可能になっています。

薬剤散布
孤独死現場の臭気成分を研究し、結果に合わせた薬剤を散布

オゾン燻蒸
強力なオゾンを用いて、壁や床に染みこんだ匂い分子を素早く分解

コーティング
専用のコーティング剤「シャダーン」で強固な皮膜を形成し、匂い物質を封印

上記の3ステップを踏めば、孤独死が起きた部屋の完全消臭がようやく可能になります。

上記の消臭技術は、株式会社リスクベネフィット(特掃隊)が取得する特許技術です。
一部の業者には、上記の技術を利用できるライセンスを付与しています。

ところが、中には特許を無断で使用している悪徳業者も存在しています。
公式HPを確認し、次の2点に当てはまっていなかった場合は、悪徳業者の可能性が高いです。

【特掃隊のライセンス付与業者かを見分けるコツ】

  • 特殊清掃にかかわるページに「特掃隊®のロゴマーク」と「ライセンス証」が掲載されている
  • HPには【当社の特殊清掃のノウハウの一部は特掃隊®の消臭方法の使用実施許可を得ております】と記載されている

模倣業者は全国に600社ほどいることが確認できています。
完全消臭が可能な技術を持っているか、なおかつ、特掃隊のライセンスを持っているかどうかを、あわせて確認するようにしましょう。

5-2. 『解体届』『解体業許可』を取得している

床下や床材まで染み込んだ体液は表面だけの清掃で除去できるものではありません。
建材を解体して染み込んだ汚れを徹底的に除去する必要があります。

解体を行うには『解体届』『解体業許可』が必須であるため、これらの資格を所持していない業者は建材や床下にまで広がった汚れに対応できず、確実な消臭が実現できないと考えて良いでしょう。

解体届』や『解体業許可』は公的資格および許認可であるため、以下の行政のホームページで確認することが可能です。

▼解体届の確認方法
各都道府県のホームページ「解体工事登録業者名簿」

▼解体業許可の確認方法
国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システム

5-3.  遺品整理も同時に頼める

孤独死現場は特殊清掃による原状回復だけではなく、遺品整理を行う必要もあります。
遺品整理は、遺族または遺品整理業者へ依頼することが一般的です。

しかし、孤独死現場の場合には特殊清掃をしながら遺品整理も行ってもらえる、特殊清掃業者を選ぶことがおすすめです。

亡くなった遺体に適切な処置が取られていた部屋であれば、遺族や遺品整理業者への依頼でもスムーズな対応ができるでしょう。

しかし、孤独死現場で亡くなった遺体は腐敗が進み、室内が汚損されている場合がほとんどです。
遺品には体液もついており、自分の手や髪についてしまえば、なかなかとれることはありません。

しっかりした知識を持つ特殊清掃業者でなければ、遺品整理を行うのは危険なのです。
そのため、特殊清掃業者に遺品整理も依頼することが、1番迅速な対応になると言えるでしょう。
遺品整理も依頼できるか、確認を行いながら選定を進めてください。

6. 孤独死現場は遺品整理もできるリスクベネフィットがおすすめ

リスクベネフィットは過去8,000件を超える実績を持っている特殊清掃業者です。

数多くの現場に対応してきた実績は、孤独死現場だけではありません。
皆さん、「ダイヤモンドプリンセス号」を覚えていますでしょうか。
令和2年3月、712名もの新型コロナメガクラスターが発生した、あの豪華客船です。

私たちは当時、まだ新型コロナウイルスの実態が明らかになっていない状態の中、ダイヤモンドプリンセス号の除染に携わらせていただいた実績があります。

特殊清掃業者の中でも格別の信頼を得ているリスクベネフィットには、体液や血液、死臭が充満する孤独死現場の清掃に適切に対応できる、次の6つの強みがあります。

リスクベネフィットの6つの強み

  1. 確実な消臭が期待できる特許技術
  2. 解体が可能な公的許認可を所有
  3. 臭気データで完全消臭を証明
  4. こだわりの遺品整理が可能
  5. 相談・見積もりは24時間365日無料
  6. ご依頼後即日対応が可能

あらゆる孤独死現場を清掃してきた経験から、リスクベネフィットにしかない技術を生み出し、完全消臭ができる特許も取得しています。 ここからはリスクベネフィットの特徴についてご紹介します。

6-1. 確実な消臭が期待できる特許技術

「孤独死現場は臭いが取れない・・・」
10年前までは臭いが消えないことは仕方のないことと捉えられていたことが通例でしたが、リスクベネフィットは長年特殊清掃に携わり、研究を行ってきました。

その結果、科学的に立証される特許技術を取得するほどに確実な消臭が実現する技術の開発に成功しました。
以下の工法が特許技術として認められている内容です。

これらの特許技術を模倣して提供している業者が存在しますが、特許技術は現場の状況に合わせて薬品の容量や散布を調整する必要があります。その薬品を使えば完全消臭できるというものではないのです。

技術を開発したリスクベネフィットだからこそ、現場の状況に左右されることのない確実な消臭が可能です。

6-2. 解体が可能な公的許認可を所有

確実な消臭を実現するためには、床下や建材にも染み込んだ汚れを除去することが求められます。リスクベネフィットは表面には見えない汚れも除去するため、床下などを解体できる公的資格『解体届』『解体業許可』を取得しています

解体は資格を所有している業者のみに認められている資格ですが、特殊清掃業者で解体可能な資格を所有している業者はわずか2%と言われているほど取得が困難な資格です。そのため、リスクベネフィットなら他社より確実な消臭が可能であると言えます。

6-3. 臭気データで完全消臭を証明

リスクベネフィットでは、臭いをデータ化して、視覚的に臭いの有無を調べるIOT技術を取り入れています。 24時間監視しながら、消臭特許技術を使って消臭するため、誰しもが納得できる完全消臭まで実現することが可能です。

6-4. こだわりの遺品整理が可能

特殊清掃業者の遺品整理と言うと、貴重品と不要品を分ける片付け、と思われる方もいるかもしれません。しかし、リスクベネフィットは遺品整理にもこだわりを持って行っています。

【リスクベネフィットの遺品整理のこだわり】

  • 貴重品は雑誌やチラシの中まで徹底的に探す
  • 不正処分しないために市町村と連携を行う
  • 資源回収を活用して処分費を抑える

遺品整理はご遺族に故人の思いを余さずに伝えるものだと心得ています。

故人が大切にしていたアクセサリーやお札、手紙などが紛れている可能性があるため、チラシや雑誌の中、洋服のポケットなど細かな部分も慎重に確認し遺品整理を行います

また、調味料や洗剤は中身を捨てなければ処分・回収はできません。

適正に処分をするために時間がかかってもすべて空にします。丁寧に分別作業を行った後は、市町村より運搬許可を受けている業者へ引き渡すため、不法投棄される心配はありません。 単なる「片付け」ではなく、故人とお客様に寄り添った対応がリスクベネフィットの遺品整理です

6-5.ご相談も見積もりも24時間365日無料で対応

孤独死が発覚するタイミングは誰にも分かりません。夜中や早朝、休日に発覚することも不思議なことではないです。

だからこそ、リスクベネフィットは24時間365日、ご相談やお見積りのご依頼を受け付けています。

お客様の抱える不安や不明点にお客様のタイミングで応えることが可能です。
気持ちに寄り添った対応をいたします。

6-6. ご依頼後即日対応が可能

孤独死現場は迅速な対応が求められる現場です。
そのため、リスクベネフィットではご依頼をいただいたら即日で高品質な特殊清掃サービスを提供できる体制を常に取っています。

お客様の「困った」を放置しない、迅速な対応が可能なこともリスクベネフィットの魅力です。

7.まとめ

孤独死した遺体を発見した場合には、警察に連絡して遺体を速やかに回収してもらいましょう。 遺体発見後の流れは次の通りです。

【警察に遺体を引き渡した後の流れ】

  1. 警察の連絡を待つ
  2. 特殊清掃を依頼する/させる
  3. 遺品整理を行う/させる
  4. 事故物件として部屋を処理する

凄惨になった部屋は次のような理由から、急いで特殊清掃業者に清掃してもらう必要があります。

特殊清掃業者に依頼すべき理由

  • 自力で消せない死臭がこびりつく
  • うじ虫やハエ、ゴキブリ、害獣による被害が発生する
  • 体液や血液によるシミがとれない
  • 原状回復ができない

特殊清掃業者を選ぶ際は、次のポイントを重視するようにしましょう。

特殊清掃業者選びのポイント

  • 完全消臭が可能な技術を持っている
  • 『解体届』『解体業許可』を取得している
  • 遺品整理も同時に頼める

我々リスクベネフィットは、確実な消臭が期待できる特許技術を取得しており、こだわりの遺品整理で、孤独死が発生した部屋を適切に清掃することができます。

今すぐ部屋を何とかしてほしいという大家さんの願いを叶えるべく、ご相談も見積もりも、24時間365日いつでも無料で即日対応しております。

ぜひ、これまで部屋に住んでくださった故人のためにも、そして大事な物件の価値を維持するためにも、我々リスクベネフィットに一度ご相談ください!

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