かわいいペットとの生活はとても楽しいものですが、部屋の中にこもったペットの臭いが、ツンと鼻をつくことはありませんか?
「ペットのニオイって結構気になる…..」
「どうしたらペットの臭いを消せるんだろう?」
このように悩む方も多くいらっしゃることでしょう。
結論から申し上げると、ペットの消臭は、きちんと対策を立てればかなり臭わなくなります。
そのためには、まずはニオイが発生する原因を知り、その原因にふさわしい方法を施すことが重要です。
そこで今回の記事では、以下のポイントを中心に、なぜペットの臭いが発生するのかについて解説し、その原因ごとに適切な対処法をご紹介していきます。
この記事をお読みいただければ、気になるペットの臭いの原因がわかり、効果的な消臭対策を立てることができます。さらに、長年ペットを室内飼いしたことで生じる「蓄積臭」についても触れ、どのような解決法があるのかをお伝えしていきます。
ぜひ最後までお読みくださいね。
※本記事ではペットの消臭におすすめのアイテムをご紹介しています。商品金額は2021年7月時点でのアマゾンを参考にしていますが、変更している可能性がありますので、都度ご自身でご確認ください。
Contents
1.ペットのニオイの原因4つ
ペットが臭う原因はいくつか考えられますが、もっとも大きな要因は次の4つが挙げられます。
- ペット自体が臭う
- ペット臭が屋内の布製品に染み付いている
- ペット臭が壁紙に染み付いている
- ペットの排泄物が臭う
上記をご覧いただくとわかるように、「ペット臭」とはもちろんペット自体も原因の1つですが、ペット以外の周辺部分もニオイの原因となっていることが多々あるので、注意が必要です。
この章では、ペット自体も含め、その他の周辺原因も合わせて見ていくことにしましょう。
1-1.ペット自体が臭う
ペット臭の原因で一番に考えられるのが、ペットそのものから臭いが出ていることです。
体全体から臭う「体臭」、歯垢や歯石が原因で臭う「口臭」、細菌感染などが原因で外耳炎や中耳炎・内耳炎など症状が悪化している「耳」からの臭い、肛門近くにある「肛門腺」から発せられるニオイなど、ペットには悪臭の原因となるものが、いくつもあります。
そのため、定期的なお手入れをしてあげないと、ペットそのものから強い臭いが出てしまうことになります。
1-2.ペット臭が屋内の布製品に染み付いている
ペットを室内で飼っていると、そのペット臭がカーテンやソファ、クッションなどの布製品に深く染み込んでしまうことがあります。そのため、いくら窓を開けて換気をしても、なかなかペット臭が消えないと悩む方も多くいます。
このような場合は、臭いの原因となっている布製品の洗浄や消臭対策が必要になります。布製品から漂うニオイを解決すれば、室内に広がるペット臭の軽減につながります。
1-3.ペット臭が壁紙に染み付いている
ペット臭は家具や布製品だけでなく、実は壁紙にも染み込んでいます。
「壁紙なんて臭いがつくの?」と半信半疑な方もいらっしゃるかもしれませんが、喫煙者のいる家が常にタバコくさいことを考えると、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。
ふわふわと空気中に漂うペット臭は、壁紙にくっつきそのまま吸着されます。そして、これがニオイの元となってしまうのです。
そのため、壁紙自体を解決しないと、いつまでもしつこいペット臭に悩まされることになります。
1-4.ペットの排泄物が臭う
ペット臭で誰もが思い当たるのが、やはり排泄物からの臭いでしょう。
ペットは人間と違って排泄物を水で流すことができず、そのままペット用トイレに排泄するため、そこから発生する臭いはかなりの悪臭になります。
いくらトイレを掃除したとしても、トイレ周りのケージやじゅうたんなどに排泄物の一部が飛び散っていると、そこからどんどん悪臭がしてしまいます。
2.【原因別】ペットの消臭対策4選
ペット臭を生み出す4つの原因には、それぞれの原因に特化した対策を施すことで、大きく改善することができます。
この章では、各原因に直接アプローチした対策方法をご紹介していきましょう。
臭いの原因 | 消臭対策 |
---|---|
ペット自体が臭う | ペットのお手入れをする |
ペット臭が屋内の布製品に染み付いている | 消臭スプレーやこまめな洗濯を心がける |
ペット臭が壁紙に染み付いている | 消臭スプレーを使用する→解決しなければ壁紙を張り替える |
ペットの排泄物が臭う | ペットトイレを掃除し消臭効果の高いアイテムを使用する |
2-1.ペットのお手入れをする
もっとも効果的な消臭対策の1つは、ペット自体のお手入れをしてあげることです。
「1-1.ペット自体が臭う」でもお話しましたが、ペット臭が発生する原因は以下の通りでした。
- 体臭
- 口臭
- 耳
- 肛門腺
ペット臭が出やすい上記4か所を以下のようにケアしてあげることで、ペット自体から出る臭いは大きく軽減させることができます。
臭う箇所 | おすすめの消臭対策 |
---|---|
体臭 | 週に1度シャンプーをしてあげる |
口臭 | 歯磨きをしてあげる |
耳 | 耳まわりの毛をスッキリ切り、必要ならば専用のイヤークリーナーで掃除する |
肛門腺 | 肛門腺を絞って悪臭のもととなる分泌液を外に出してあげる |
くわしいケア方法とお勧めのケアアイテムを、次章の「3-1.犬の臭いの原因と対策方法」の中でお伝えしています。のちほど併せてご覧ください。
2-2.消臭スプレーやこまめな洗濯を心がける
室内の家具やカーテン・クッション・ソファ・じゅうたんなどの布製品にも、ペット臭はしっかり染み付いています。布製品については、こまめな洗濯を心がけることで、ペット臭を減らすことができます。
時間のない時や洗濯物が乾きにくい梅雨時などは、ペット専用の消臭スプレーを使用してもいいでしょう。
また、洗濯できない家具の場合は、専用のペット用消臭剤の使用をおすすめします。
該当箇所に直接スプレーすれば、ひどいペット臭も和らぎます。
お勧め商品①「ペレッティ除菌・消臭水」
動物病院などでも採用されているペット用の消臭・除菌剤。
ペットだけでなく人体への影響もないため、安心して使用できます。
ペットの食器やトイレ、食事などに吹きかけることで、消臭・除菌効果が期待できます。
また、ノロウィルスやインフルエンザなどの細菌やウィルスを不活性化させる検証もしているため、消臭だけでなく除菌にも優れていることがわかります。
塩素臭もほとんどしませんので、動物が嫌がることはありません。
商品名 | ペレッティ除菌・消臭水 |
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主要成分 | 水/次亜塩素酸ナトリウム |
対象 | ペットの食器・食事・トイレなど |
内容量 | 500ml |
価格 | 1996円 |
お勧め商品②「ライオン (LION) ライオン ペットの布製品専用 洗たく洗剤 400g」
犬・猫・フェレットなどで臭う布製品専用の洗濯洗剤です。
クッションやマット、タオルや布団カバーなど、ペット臭の染み付いた布製品を、消臭効果のある洗剤で洗い上げていきます。
うれしいのは、臭いだけでなくペットの毛までも一緒に落としてくれること。
ペットが舐めても安全な、植物由来の洗浄成分を配合しています。グリーンフローラルの優しい香りが、お部屋を爽やかにしてくれます。
商品名 | ライオン (LION) ライオン ペットの布製品専用 洗たく洗剤 400g |
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対象 | 家の布製品の洗濯 |
内容量 | 400g |
価格 | 900円 |
2-3.壁紙に消臭スプレーを使用する→解決しなければ壁紙を張り替える
壁紙に関しては、応急措置として消臭スプレーを吹き付けることをおすすめします。
消臭スプレーの中には、光触媒の技術を使用して、ニオイの原因を分解してくれるものもあり便利です。
ただし前述したように、壁紙の奥の方まで染み込んでしまったペット臭は、しばらくするとまた臭い始めるので要注意です。
どうしても我慢ができない場合は、専用業者に依頼して壁紙を張り替えるのも1つの解決策です。
特に壁紙には、さまざまな機能性を持たせたものが多く、ペットのいるご家庭向けとして、消臭効果のある壁紙も開発しています。
こちらは、壁紙の内側や表面に消臭剤や光触媒を取り入れ、太陽光や蛍光灯があたったときに消臭効果を発揮するものになります。
そのため、常日頃から消臭効果が持続し、室内の臭い改善に役立ってくれます。
お勧め商品「Propre (プロプリ―) 光触媒除菌消臭剤 300ml」
こちらは、最新の光触媒技術を取り入れた除菌消臭剤です。
通常の光触媒製品は、強い光のあるところでのみ効果を発揮しますが、本品は対応できる光の波長が幅広いため、光の差さない暗い室内などでも効果を発揮します。1度のスプレーで2週間ほど効果が持続します。
光触媒の力でニオイの原因を分解し、消臭してくれます。使用方法は、ニオイの気になる壁やモノ、天井やカーペットなどに向けて、30~50cm離れた距離から噴霧します。その後の拭き取りは不要なので、スプレー後にうっかりしてしまっても、心配いりません。
商品名 | Propre (プロプリ―) 光触媒除菌消臭剤 300ml |
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対象 | 壁・用具などにスプレーする消臭剤 |
内容量 | 300ml |
価格 | 1,600円 |
2-4.ペットトイレを掃除し消臭効果の高いアイテムを使用する
ペットの排泄物が原因となる臭い対策としては、ペットトイレをこまめに掃除し、強い消臭力を持つアイテムを活用しましょう。
ペットトイレの掃除は、トイレシーツやトイレ砂の交換をするのはもちろん、トイレの周辺のフロアやトイレ周りのケージなども、しっかり拭き掃除をすることが大切です。
トイレ周りに飛び散った排泄物に気付かないまま、トイレを使用し続けていると、ものすごい悪臭に悩まされてしまうからです。
また、消臭効果の高いアイテムとは、消臭機能の付いたトイレシーツや臭いを除去するトイレ砂などがあります。こうした機能性の高いアイテムを取り入れることで、排泄物から生じる悪臭を押さえることができます。
お勧め商品「アイリスオーヤマ ペットシーツ 厚型 超吸収 抗菌 消臭 小型犬 12時間交換不要 レギュラー 88枚入」
厚型のトイレシーツです。
小型犬の3回分の尿(約90cc)の量なら、しっかり吸収できる優れものです。
なによりもうれしいのは、銀イオン抗菌剤を取り入れることで、排泄物の雑菌繁殖が抑えられる点です。悪臭の元となる雑菌を減らすことで、高い消臭効果を実感することができます。
商品名 | アイリスオーヤマ ペットシーツ 厚型 超吸収 抗菌 消臭 小型犬 12時間交換不要 レギュラー 88枚入 |
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内容量 | 88枚 |
価格 | 1327円 |
3.ペット別の消臭対策
ペット自体の臭いを抑えることも非常にペット消臭においては効果的です。
今回は
- 犬
- 猫
に分けて臭いの原因から対策について詳しく解説していきます。
効果的な消臭を実践したいのであれば、こうしたペット毎による臭いの原因を知り、それに合わせた対策を心がけましょう。
3-1.犬の臭いの原因と対策方法
犬のニオイの主な原因は、以下4点です。
- 体臭
- 口臭
- 耳
- 肛門腺
体全体から発せられる「体臭」から始まり、そして口や耳、肛門腺など一部の箇所がニオイの原因となっていることがわかります。
それぞれに対策がありますので、1つずつご紹介していきましょう。
①体臭
犬の体臭の原因は、「アポクリン腺」という汗腺が全身に広がっていることです。
犬の汗はこの汗腺から分泌されますが、一度出た汗をそのまま放置してしまうと、そこに汚れや雑菌が混じってしまい、体臭を悪化させてしまいます。
【対策】
月に1~2回程度のシャンプーをしてあげましょう。
犬種によって毛の長さも変わってきますが、毛足の長い犬なら20日~1ヶ月に1回程度、毛足の短い犬ならば、1~2ヶ月に1回程度のシャンプーが目安となります。
体がすっかりきれいになったら、犬用ドライヤーやタオルなどでしっかり乾かしてあげることが重要です。濡れたまま放置しておくと、菌が繁殖してしまう可能性があるからです。
お勧め商品「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー 500ml」
消臭・消炎効果のあるティーツリー、紅藻エキス、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、ラベンダーオイル、アロエベラジェル、シトロネラオイル、コカミドプロピルベタイン(ヤシ油から生成)など、数多くの植物成分を配合しているペット用シャンプーです。
植物性ヒアルロン酸も入っているため、ふんわりなめらかな洗い上がりになります。ティーツリーの爽やかな香りも、気分をすっきり整えてくれ、毎回のシャンプーが楽しみになること間違いなしです。
商品名 | A.P.D.C. ティーツリーシャンプー 500ml |
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内容量 | 500ml |
価格 | 1816円 |
②口臭
犬が臭ってしまう2つ目の理由として、口臭が考えられます。
特に、犬が年を取ってくると、歯垢がたまってしまい、それがニオイの原因となります。
さらに、餌を食べ終わったあとの口の周りには、食べ残しがくっついており、時間が立つと気になる臭いになってきます。それもそのはず、口の端々についた餌から雑菌が繁殖することで、ニオイの原因となってしまうのです。
そのため、口は常に清潔にキープしておきましょう。
【対策】
食後には歯のお手入れをしてあげましょう。
犬がいやがらなければ歯磨きが望ましいですが、難しい場合は、飼い主の指に濡れたガーゼを巻きつけて、歯を1つずつこすってあげるのでも問題ありません。
それでもいやがる場合は、デンタルケアを兼ねた玩具や犬用の歯磨きガムなどを与えるのもいいかもしれません。ここでは、ぺろりと舐めるだけで口内環境を整えてくれる、ペットデンタルケア初級者向けの商品をご紹介しましょう。
お勧め商品「nano well ナノウエル オーラルケア(愛犬用) 20ml」
犬のデンタルケアはなかなか大変な作業ですが、こちらの商品は朝晩2回、犬に舐めさせるだけで口内ケアができる便利なアイテムです。ブラッシングが難しくていまいち気が進まなかった方でも、これなら長く続けられます。
ナノ化した大豆脂肪酸がペットの歯に直接働きかけ、歯垢・歯石の付着をストップ!口内の細菌数を減らしてくれるので、口臭対策に最適です。
商品名 | nano well ナノウエル オーラルケア(愛犬用) 20ml |
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内容量 | 20ml |
価格 | 3250円 |
③耳
気になる犬の臭いは、耳から来ている場合もあります。
犬の耳は健康な状態であれば、ピンク色で嫌なニオイも発しません。
しかし、気になるような色の耳垢やニオイなどを見つけた場合は、自宅で放置せず、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
たれ耳の犬などは、耳のなかが常にふさがっている状態のため、中が蒸れてしまい多少臭う場合があります。しかし、それ以外の犬種でも、病気やケガ、耳垢の放置により、耳の中が膿んで悪臭が漂うことがあります。
【対策】
まずは風通しを良くするために、耳まわりをスッキリさせます。
耳の中でまで毛が入ってしまっているようなら、毛を短くカットしてあげましょう。
さらに、専用のイヤークリーナー(耳掃除のための洗浄液)をガーゼなどに染み込ませ、耳まわりを拭いてあげるのも効果的です。
イヤークリーナーを使用した場合の、犬の耳ケアの手順は以下の通りです。
ポイントは、犬が嫌がって暴れると、せっかく使用したイヤークリーナーが耳から出てしまう場合がありますので、耳の穴に軽くティッシュを詰めたり、タオルで押さえてあげることがコツです。
それでは、おすすめのイヤークリーナーをご紹介しましょう。
お勧め商品「ノルバサン オチック 118ml」
犬や猫、その他小動物にも使用できるおすすめのイヤークリーナーです。
注入口の先端が細くなっており、耳の中にクリーナーを注ぎやすく便利です。
耳掃除を嫌がる犬でも、これならさっとお掃除ができます。
使い方は、「ノルバサン オチック」をコットンに含ませて、耳をやさしく拭いてあげるだけ。
汚れがひどいようなら、犬の耳に直接、本品を注ぎ入れます。耳の外にあふれるぐらいたっぷりと注ぐのがポイントです。
ただ、ひどく驚いて暴れる犬もいますので、できるだけそっと静かに注ぎ入れてください。
その後、耳の根元をクチュクチュともんで、何度かマッサージしてあげましょう。
優しいラベンダーの香りが漂うイヤークリーナーで、耳垢の除去や耳道を洗浄し、清潔な状態を保てます。
商品名 | ノルバサン オチック 118ml |
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内容量 | 118ml |
価格 | 2440円 |
④肛門腺
犬や猫などの肛門腺は、排泄と同時に分泌液がたまってしまう場合があります。
これを放置しておくと、ひどい悪臭を放つことになります。
通常は、排泄と同時に分泌液も外に出されるものですが、運動不足の犬や小型犬、去勢した犬などはそれがうまくいかず、肛門腺に排出されなかった分泌液がたまり、ニオイの原因となってしまいます。
【対策】
1か月に1度を目安に、「肛門腺しぼり」をしてあげましょう。
「肛門腺しぼり」とは、犬の肛門腺(お尻の穴の周りにある腺。肛門を時計に見立てた場合、4時と8時の方向にある)をもむようにして、中に溜まった分泌液を取り出してあげることです。
これを怠ると、漏れだした分泌液が床やカーペットについてしまうことも。
そうなると、カーペットなどの清掃に手間がかかり、家の中にひどい臭いがこもってしますので要注意です。
犬の消臭対策をより詳しく知りたい方は
犬の消臭対策をより詳しく知りたい方には、以下の記事をおすすめします。
ぜひあわせてお読みください。
3−2.猫の臭いの原因と対策方法
猫のニオイの原因は、主に尿です。
猫の尿は通常のペットの尿と比べて、尿素が多く含まれているためアンモニア臭が強烈です。
そのため、猫の消臭対策は、トイレ周りをこまめに清掃することで解決することが多いでしょう。
特に猫は、トイレに対して繊細なペットでもあります。
室内にしつけられたトイレの場所が落ち着かなかったり、不快な場所だったりすると、決まった場所で排泄できず、部屋の思わぬ場所で粗相してしまうこともあります。
これが、さらにニオイの原因を広める結果となってしまうのです。
【対策】
猫は決められたトイレの環境が快適であれば、そこできちんと用を足します。そのため排泄をしやすいよう、以下のような環境を整えてあげることが重要です。
- 猫にとって静かな環境であるか
- トイレが不潔なまま放置されていないか、
- トイレの箱が深すぎないか
- トイレが小さすぎないか(猫の体長の1.5倍のサイズが理想)
- トイレの砂が猫の好みに合っているか
猫は大変きれい好きな動物であり、トイレやトイレ砂など自分なりのこだわりがあります。
自分のやりやすい状態でないと、なかなか飼い主の思ったようにトイレをしてくれず、結果トイレ以外の場所に粗相してしまい、悪臭を作る原因となってしまいます。
ここで、おすすめのトイレ砂をご紹介しましょう。
お勧め商品「ライオン (LION) ニオイをとる砂 猫砂 5L×4袋 (ケース販売)」
こちらのトイレ砂も、抗菌剤を配合し、臭いのもととなる雑菌の増殖を抑えています。そのため、排泄物から発生する嫌な臭いをカットすることができます。
特に、時間が経つと臭ってくるアンモニア臭にも効果的です。
さらに助かるのは、トイレを終えたあとに砂が固まる点です。
トイレ掃除をする際、これなら処理しやすく、砂埃もたたないので安心ですね。
商品名 | ライオン (LION) ニオイをとる砂 猫砂 5L×4袋 (ケース販売) |
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内容量 | 5L×4袋 |
価格 | 890円 |
猫の消臭対策をより詳しく知りたい方は
猫の尿のニオイに悩まされている方には、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。
4.それでもペット臭が改善しない時の2つの方法
ペットの消臭対策をいくら頑張ってみても、なかなかペット臭が軽減せず、悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
そんなときは、さらなる消臭効果が期待できる、次の2つの方法を取り入れてみましょう。
- 脱臭機を取り入れる
- 特殊清掃業者によるペット消臭サービスを利用する
以下1つずつ解説していきます。
4-1.脱臭機を取り入れる
これまでお伝えした
- ペットのお手入れをする
- 消臭スプレーやこまめな洗濯を心がける
- 壁紙を消臭スプレー等で消臭→解決しなければ壁紙を張り替える
- ペットトイレを掃除し消臭効果の高いアイテムを使用する
など上記4つの消臭対策で効果がいまいち得られない場合は、脱臭機の導入を積極的に検討してみましょう。
「脱臭機」とは、室内に漂うさまざまなニオイを分解・除去し、ニオイを消してくれる機械です。
よく見かける「空気清浄器」との違いは、以下の通りです。
【脱臭機】
ほこり・チリなどに吸着したニオイ物質をフィルターで分解しニオイを消す機械。
【空気清浄器】
部屋に漂うほこり・ダニ・花粉・チリなどを吸い取って空気を綺麗にしてくれる機械。
上記からわかるように、脱臭機はニオイ物質に直接働きかけて消臭してくれるため、ペットの尿から漂う強いアンモニア臭や排泄物などのニオイも、きっちり除去してくれる特徴があります。
主な脱臭方法としては
- オゾン脱臭
- 光触媒脱臭
- 次亜塩素酸 洗浄脱臭 など
などメーカーや機械によって変わってくるので、事前にご自分の部屋にはどの脱臭機が適しているのか、調べてみましょう。
気になる費用ですが、脱臭機は数千程度のお手軽なものから、数万円もする高品質なものまで、幅広い価格帯で販売されています。
詳しくは、以下の記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
ただし、脱臭機だけでは壁紙に染み込んだニオイを、なかなか取りきれない場合もあります。
特に、長年室内でペットを飼っていると、少しずつ時間をかけて部屋に臭いをため込んでしまう「蓄積臭」というのが染み付いています。
この「蓄積臭」は、スプレーや掃除などの消臭対策を施したところで、一時的に良くなってもまたすぐにニオイが復活してしまうことが考えられます。
そんなときは、特殊清掃業者に消臭作業を依頼し、ペット臭を完全に解決することをお勧めします。
くわしくは次項で見ていきましょう。
脱臭機をより詳しく知りたい方は
脱臭機についてより詳しくお知りになりたい場合は、別記事「ペット用消臭機のおすすめ12選!消臭機の選ぶポイント4つを解説」にて詳細をご覧いただけます。ぜひ参考になさってみてくださいね。
4-2.特殊清掃業者によるペット消臭サービスを利用する
特殊清掃業者は、ペット臭の原因をしっかりと特定し、高度な技術と機材を駆使して確実な消臭を目指します。
たとえば、ペット臭の大きな原因の1つに、尿に含まれるアンモニアが挙げられますが、このアンモニア臭を消臭できただけでは、ペット臭を完全に消臭できたとは言えません。
この点、特殊清掃業者ならば、このアンモニア臭に含まれる「フェロモン臭」という成分に着目します。「フェロモン臭」とは、動物が自らの縄張りを示すために使用するもので、尿に含まれています。
特殊清掃業者は、この「フェロモン臭」をオゾンの力で分解し除去することで、ペット臭の消失へとつなげています。
こうした消臭作業には、高度な技術と機材でもって臨んでくれるので、個人ではなかなか解決できなかったニオイがすっきりと解決するでしょう。
従来の消臭対策で、思い通りの効果が得られていない方は、一度業者への依頼を検討されることをおすすめします。
5.ペットの消臭に悩んでいる方はリスクベネフィットへ
ペットの消臭対策が個人で解決できない場合は、特殊清掃業者へ依頼することが一番の近道になります。
一刻も早くプロの業者に依頼することで、ニオイの元を根本から断ち切り、再び気持ちの良い生活空間として、環境を整えていきましょう。
「ペットの大掛かりな消臭作業なんてどこに頼めばいいのかわからない!」とお悩みの方は、迷わず「リスクベネフィット」へご相談ください。
特殊清掃・災害復旧などで過去8000件以上の現場で作業をしてきた当社では、ペット臭の消臭技術に長けています。その専門作業は、「消臭特許」を取得しており、専門業者による確かな効果を実感していただけます。
①フェロモン臭分解
ペットの尿には、自分の縄張りを示すためのフェロモン臭が混在しています。
特に、アンモニア臭がかなり強い猫の尿の中には、「コウキシン」という成分が含まれています。この成分を完全除去するためには、コウキシン専門の分解方法を使用しなければなりません。
リスクベネフィットでは、独自で開発した特許技術を駆使して、このフェロモン臭をしっかり分解していきます。
②オゾン燻蒸
雑菌消毒・フェロモン臭分解のあとは、超高濃度のオゾンを駆使し、臭気を分解します。通常2~3年ほどかかる風化(換気)を専用機械を使用することで、わずか3日程度で済ませることができます。
また、リスクベネフィット独自の専用薬剤「だんぼ」(臭気成分を物体から離す役割)と、「オゾン燻蒸促進剤」(化学反応を最大4倍まで増加させる役割)を使用することで、他社と比べても圧倒的な臭気作業を施すことが可能です。
③コーティング
ペットの尿が床に染みこんでしまったにもかかわらず、床の解体が難しい部分については、自社開発のコーティング剤「シャダーン」を上から塗ることで、ニオイの原因を封じ込めます。メーカーと共同開発した特殊清掃専門コーティング剤であり、あらゆる臭いを100%閉じ込めることができます。
このほかにも、リスクベネフィットが対応できる消臭対策には、以下のようなものがあります。
リスクベネフィット【ペット消臭 作業項目一覧】
糞除去作業 | ウイルスや雑菌が潜む危険のある犬や猫のフンを除去し、専門薬剤と感染対策を施し対応します |
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家財等の糞ふき取り | ペットのフンやおしっこで汚れた家財を再利用できるよう清掃します |
壁紙剥がし | 臭気を付着した壁紙を剥がすことで、素早く安く部屋全体を消臭することができます |
床解体 | ペットのおしっこが染み込んだ床が腐っている場合は、解体作業にも対応可能です |
除菌作業 | ペットのおしっこなどを栄養源に繁殖している、匂いの元となるさまざまな雑菌を取り除きます |
フェロモン臭分解 | 特許技術で、猫のおしっこの中にだけ含まれる特殊な臭い成分を分解・消臭します |
特殊コーティング | おしっこが染み込んだ床を解体することなく、専門コーティング剤でふさぎこむことで、匂いを完全にシャットアウトします |
完全消臭作業 | 雑菌消毒、フェロモン臭分解終了後、およそ3日かけて、超高濃度のオゾンを用いた完全消臭作業を行います |
亡骸撤去 | 当社でお客様に代わり埋葬供養を行います。 |
上記のように、室内の深刻度に合わせて、さまざまな作業を請け負うことができます。
ぜひご自身の室内状況が手に負えないからとあきらめず、一度ご相談ください。
ペットの消臭事例についてはこちらをご参照ください
お問い合わせは、フリーダイヤルもしくはメールフォームにて受け付けております。
6.まとめ
今回は、ペットの消臭対策について、臭いの原因とその消臭対策について以下のようにご紹介してきました。
臭いの原因とその消臭対策
臭いの原因 | 消臭対策 |
---|---|
ペット自体が臭う | ペットのお手入れをする |
ペット臭が屋内の布製品に染み付いている | 消臭スプレーやこまめな洗濯を心がける |
ペット臭が壁紙に染み付いている | 消臭スプレーを使用する→解決しなければ壁紙を張り替える |
ペットの排泄物が臭う | ペットトイレを掃除し消臭効果の高いアイテムを使用する |
上記4つの消臭対策をこまめに行うことで、ペットのニオイはかなり抑えることができます。
しかし、室内で長年ペットを飼っているご家庭では「蓄積臭」に悩まされている方も多いことでしょう。今回ご紹介した消臭対策でペット臭が減らない場合は、以下の方法を試してみることをおすすめします。
それでもペット臭が改善しない時の2つの方法
- 脱臭機を使用する
- 特殊清掃業者のペット消臭サービスを利用する
本記事が、あなたとかわいいペットとの生活を快適に過ごせるきっかけになれることを願っています。
【参考URL】
消臭用壁紙
https://www.lilycolor.co.jp/interior/lilycolornote/191216.html
犬の歯磨き
https://www.peppynet.com/feature/id/298#sec03