「気づかないうちに床下が水浸しになっていた。」
「水漏れが原因で床下が浸水してしまった。」
急にそんな事態になったら、どうしたらいいかわからなくて困ってしまいますよね。
床下が水浸しになっていることに気づいたら、すぐに業者に床下清掃をしてもらうことが大切です。
今すぐ対処しなければ、カビが大量発生して悪臭が充満してしまったり、木の腐食やシロアリが原因で家の基礎が傷み、あなたや家族の生活にも悪影響を与えてしまう危険があるからです。
今すぐできる対処は、次の3つが挙げられます。
- 現場の状況を確認して写真を撮る
- 水浸しになった原因を確認する
- 対処を依頼する業者を探す
水漏れしている場所を突き止めて、なんとか自分で対処できないかと考えるかもしれませんが、床下が水浸し状態の場合、表面的な対応では根本から解決できません。
水漏れの修理や床下を排水するだけでなく、しっかりと乾燥させて状況に合った清掃や消毒をしなければならないからです。
家の水回りや構造に関する不具合には、プロによる適切な対処が絶対に必要です !
この記事では、床下の水浸しを放置していはいけない理由、床下の水浸しを見つけたときにすべきこと、床下が水浸しになった時の業者選びの注意点について、詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
Contents
1. 床下の水浸しは今すぐ対処しなければならない!
床下が水浸し状態になっていることに気づいたら、今すぐに対処する必要があります。
なぜなら、床下の水浸しを放置してしまうと、最悪の場合には、あなたの大切な家全体に損害が発生し、そこに暮らす家族の健康も損なう恐れがあるからです。
床下の水浸しによるリスクは、ひとつだけではなく、連鎖的に家全体へ悪影響を与えてしまう可能性があります。
そのため、床下の水浸しに気が付いたら、直ちに大切な家や家族を守るための対処を行いましょう。
2. 床下が水浸しになっていたすぐやるべきこと3つ
床下が水浸しになっていることに気づいたら、対処をすべきと言われても、初めてのことで何から手を付けるべきかわからないですよね。
床下が水浸しになった場合は、これから紹介する3つを順番に対処しましょう。
具体的にどのような行動をとっていくのか、1ステップずつ詳しく解説していきます。
2-1.現場の状況を確認して写真を撮る
床下が水浸しになっていることに気づいたら、落ち着いて現場の状況を確認し、現場の写真を撮っておきましょう。
なぜなら、現場がどのような状況になっているかについて、あとから思い出して言葉で正確に説明するのは意外と難しいものですが、写真があれば正確な状況を伝えることができます。
また写真があれば、業者に対処を依頼するときや、あとで保険の請求をする必要が出てきた場合にも役立ちます。
業者の人にとってどのような写真が役立つのか素人が判断することは難しいので、いろいろな角度から複数の写真を撮っておくことをおすすめします。
水の流れがはっきりと見えていたり、音がするような場合は、動画が役に立つかもしれません。
ただし、水が大量に溜まっていたり、カビなどによる悪臭がひどい場合は、無理に床下に入ったりすることは避けましょう。
2-2.水浸しになった原因を確認する
現場の状況を写真に保存できたら、どうして床下が水浸しになっているのか、原因を確認する作業を行います。
もちろん、原因を確実に突き止めて対処することは専門業者に任せましょう。
とりあえず今できる範囲で、水浸しになった原因を確認していきます。
キッチンや浴室といった室内の水回りの不具合など、水漏れ箇所をすでに特定できているかもしれませんが、そのような場合でも、他にも水漏れしている箇所がないかどうか、もう一度チェックしてみましょう。
床下が水浸しになっている原因としてよく考えられるのは次の3つです。
床下が水浸しの原因として考えられること
原因 | 確認方法 |
---|---|
①配管からの水漏れ | 給水管・排水管のつなぎ目などを確認する |
②雨漏り・雨水の侵入 | 床下の通気口、基礎の部分が湿っていないか確認する |
③結露 | 床下の換気が十分かどうか、床下の湿度が高くないか確認する |
①配管からの水漏れ
床下が水浸しになってしまう原因として、最も多いのは、給水管・排水管からの水漏れです。
水回りの配管から水漏れしていないかは、次の場所に注目して確認することで原因かどうかを判断できます。
屋外配管 | ・さび、腐食による穴あきがある ・配管付近の地面や壁などが濡れている |
床下配管 | ・床がきしむ |
浴室 | ・追焚きアダプターに変形やガタつきが見られる ・排水に時間がかかる ・ドアのパッキンが切れている ・浴槽表面の変色・ひび割れ・膨れが確認できる ・排水トラップにガタつきがある ・排水トラップ(水たまり)内の水量が十分ではない |
洗面所 | ・洗面器のキズ、ひび割れがある ・水栓レバーのガタつき、動きの重さがある ・給水・給湯配管接続部からの水漏れがある ・キャビネット内(器具下方)から確認できる排水器具から水漏れしている ・排水管、排水トラップにキズ、 ひび割れがある |
トイレ | ・洗浄時に便器と床の間から漏水する ・洗浄時に便器とタンクの間から漏水する ・便器の外面、内面にひび割れ、欠損がある ・洗浄後にトラップ(水たまり)が少ない、 ・排水不良がある ・本体・ふたのひび割れ、欠損がある ・止水栓・給水管まわりの水漏れがある ・給水管接続部から漏水する ・給水管の劣化、欠損がある |
キッチン | ・水栓配管接続部からの漏水 ・ナットなどの接続部にゆるみがある ・排水トラップの損傷がある ・食器洗い乾燥機の扉にガタつきがあり、扉のしまりが悪い ・食器洗い乾燥機からの水漏れがある |
給湯器 | ・機器本体底部、配管接続部から水漏れしている |
キッチン、浴室、洗面所、トイレといった水回りへの給水管、排水管の継ぎ目からの水漏れ、あるいは給水管・排水菅がひび割れしている可能性があります。
経年劣化のほか、施工時の不具合などが原因となるケースもあるため、まず最初に、室内から確認できる範囲で、配管からの水漏れがないかどうか確認しましょう。
②雨漏り・雨水の侵入
台風などで、雨水が通気口から床下に吹き込んだり、雨漏りした雨水が床下に侵入してしまっているケースもあります。
屋根や壁
・ひび割れや穴が開いた箇所がある
・屋根や壁の瓦やシートが破損している
窓やドア
・窓やドアのシーリングが劣化して隙間がある
雨どい
・ガターに葉やゴミが詰まり、壁から家の内部へ雨漏りしている
基礎
・基礎が不適切
・土地が湿地
住宅の基礎部分に隙間があり、そこから雨水が染みて床下に溜まってしまっているような場合もあります。
配管からの水漏れが確認できない場合は、雨漏り・雨水の侵入の可能性を検討してみましょう。
③結露
床下の換気が不十分なため結露が生じ、結露が床下に溜まってしまっている可能性があります。
結露が進むと、以下のような兆候が現れやすくなります。
内部結露
・床にへこみがある
・室内の壁紙クロスにカビが生えている
床下の換気が悪く、床下の湿度が異常に高くなって、室内で上記のような兆候が見られる場合は、結露が起きている可能性を検討しましょう。
2-3.対処を依頼する業者を探す
床下の状況をおおよそ把握できたら、対処を依頼する業者を探しましょう。
とはいっても、一体どのような業者に依頼すべきか迷ってしまいますよね。
どの業者へ依頼するかは、水浸しの原因や対処すべき処理によって異なります。
なぜなら、床下が水浸しになってしまった原因をなんとかしなければなりませんし、さらに、水浸しになった床下にも対処しなければならないからです。
原因に合った対処をしてくれる業者は、以下を参考にしてください。
依頼先を判断するポイント | 対処を依頼する業者 |
---|---|
水道管の水漏れ | 水道工事業者 |
家の構造上の問題 | ハウスメーカー、工務店など |
水漏れ原因は不明 | 水道工事業者 |
水浸し解消後の処理 | 床下清掃業者 |
具体的な業者選びのポイントについては、「4. 床下が水浸しになった時の業者選びのポイント」で詳しく解説していきます。
床下の水浸し処理は自力では大変!
床下の水浸しは、自力での対処が難しい可能性があります。
床下が土であれば、自然に排水される可能性はありますが、ベタ基礎と言われる床下がコンクリートで覆われた基礎の場合、自然排水されないため、自分で排水処理を行う必要があるからです。
自力での排水処理の方法は、大きく2つです。
- バケツを使って水を汲み出す
- 工事現場などで使われる汚水用排水ポンプを利用する
自分で排水する場合のポイントについては、「床下浸水したら行うべき2つの水抜き方法|注意すること・費用も解説」で紹介しているので、実際に自己処理される場合は、参考にしてみてください。
3.床下が水浸しになった場合にかかる費用相場
床下が水浸しになった場合に、業者へ依頼するとなるとどれくらいのコストがかかるのか気になりますよね。
結論から言うと、48~100万円の費用が必要になります。
価格に大きな差があるのは、床下の水浸しの程度や依頼する工程、家の構造によって、対応方法や内容が異なり、ケースによって費用が大きく変わってくるためです。
主なケースとしては次の3パターンが挙げられます。
床下に侵入可能な点検口があり作業員がが入れるある場合
480,000~700,000円
床下に作業員が入れるスペースがない場合
1,000,000円以上
自力で排水処理をした後に乾燥と消毒だけを依頼する場合
80,000~110,000円
床を剥いで処理するケースの場合、以下のようなコストが別途必要になるため、100万円以上の費用が必要になる可能性があります。
- フローリング張替え費用
- その間の家財の保管倉庫の確保
- 家具の移動
- 床下を処理する期間の仮住まい
床下の水浸しトラブル解消のための具体的な費用については、「床下浸水の処理の依頼費用はいくら?自己処理した場合との比較付き」でも詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
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床下浸水の処理の依頼費用はいくら?自己処理した場合との比較付き
床下の水浸しトラブルの費用を各種費用を平米(㎡)単位で計算する業者に注意!
業者の中には、床の水浸しトラブルの費用を平米単価で計算しているところがありますが、本来、平米単位などの条件で費用は算出できません。
なぜなら、先述の通り床下に入れるか入れないかといった構造の違いによって対処方法が異なり、流れ込んだ汚水の状態、配管の位置などによっても作業工数に大きな差異が生じるためです。
平米単価にすることで作業費用を安く見せ、実際の現場確認後に見積もりよりも高い費用を提示する業者もいるため、費用の算出方法にも注意して業者を選びましょう。
4. 床下が水浸しになった時の業者選びのポイント
床下の水浸しに対し、適切に対処をして原因を突き止めて解決し、水浸しによって影響を受けた部分を完全に復旧させたいと考えるのであれば、信頼できる技術や対応をしてくれる業者を選ぶことが重要です。
ここでは、原因や状況に合った業者を選ぶポイントについて紹介します。
4-1.水道管工事業者の選び方
水道管工事業者を選ぶ際は以下のポイントを押さえて業者選びを行いましょう。
水道工事業者を選ぶポイント
- 出張見積もりを無料で行っている業者
- 緊急対応を行っている業者
- 作業実績が豊富でこれからもメンテナンスをしてくれる業者
■出張見積もりを無料で行っている業者
水漏れなどの修理工事では、実際に現場を見てからでないと、正確な見積もりが出せません。
水道管工事業者では無料で出張見積もりを多くしているので、修理を依頼する前に出張見積もりをお願いしましょう。
施工前に見積もりを出してもらえると、あとからトラブルが発生することも避けることが出来ます。
■緊急対応を行っている業者
水漏れが発生していることが分かったら、いち早く対処したいですよね。
緊急対応を行っている業者なら、夜間や休日に急に修理が必要になったときにも対応してもらえます。
放置することで状況が更に悪化してしまうかもしれませんので、緊急対応している業者を選びましょう。
■作業実績が豊富でこれからもメンテナンスをしてくれる業者
作業実績が豊富で信頼できる業者を選びましょう。
なぜなら水漏れが発生している場合は、他の箇所にも異常がある可能性も高いからです。
せっかく水漏れを直して床下も清掃したのに、また新たに水漏れが発生してしまっては意味がありません。
日頃から水回りをメンテナンスもしてくれる業者を選びましょう。
4-2.ハウスメーカー、工務店の選び方
家の構造上の問題により床下が水浸しになってしまった場合は基本的には施工してもらったハウスメーカーまたは工務店に依頼しましょう。
なぜなら、住宅の内部構造や、使用している設備について最も詳しいのが、施工した建築会社だからです。
ですので、水漏れの修理の工事は、施工してもらった建築会社に依頼しましょう。
また今後別な修理が必要になったときでも、前回の工事内容の履歴が残るのでスムーズに対応してもらえる可能性が高いでしょう。
まずは施工してもらったハウスメーカーか工務店などの建築会社に依頼をおすすめします。
4-3.床下清掃業者の選び方
床下清掃業者を選ぶときは、以下のポイントを押さえて依頼先の業者を選びましょう。
■床下清掃業者を選ぶポイント
- 床下の排水から汚水対策の消毒までを頼める業者を選ぶ
- 全国に対応しておりトラブル解決実績が豊富にある業者を選ぶ
- 長年の劣化によるコンクリートや木材の消毒を根本から行ってくれる業者を選ぶ
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■床下の排水から汚水対策の消毒までを頼める業者を選ぶ
床下浸水の対処は、床下に溜まった水を外に出す作業だけではありません。
排水したあとに、しっかりと床下を乾燥させる工程がとても重要で、状況に応じて消毒、消臭の作業も必要になってきます。
別の事業者が床下浸水にも対応可能としているケースも多いのですが、排水後の適切な処理まで行うことができるのかどうかは、業者により異なります。
専門業者に依頼すれば、確実な処理、状況に応じた対処が可能なので、安心して任せることができます。
■全国に対応しておりトラブル解決実績が豊富にある業者を選ぶ
水害復旧や床下清掃事業を専門とする、全国展開している業者を選びましょう。
実際のところ、水害復旧や床下清掃事業は、素人のような業者が多い業界です。
特に、「〇〇地域での水浸しトラブルの解決実績が豊富!」など、特定の地域に対しての実績をうたっているような場合は、念のため実績の確認を行いましょう。
床下の水浸しは、水害と同じような状況で、特定の地域で実績が豊富と言えるほど水浸しは起こりにくいため、実際のところ水浸しトラブルの実績は少ない可能性があるからです。
全国展開している水害復旧も行う専門業者なら、水浸しトラブルの解決実績が豊富で、どの支所に作業を依頼した場合でも、一定の技術レベルを期待できます。
■長年の劣化によるコンクリートや木材の消毒を根本から行ってくれる業者を選ぶ
床下清掃業者選びにおいては、水浸しになったコンクリートや木材の消毒を根本から行ってくれる業者を選ぶことも非常に重要なポイントです。
建物の状態によっては、劣化したコンクリートや木材の内部にも水が浸入してしまうケースがあり、表面的な消毒では根本から解決できません。
根本から消毒しなければ、腐食や悪臭、カビなど、建物の構造やそこに住む人々の生活を脅かす可能性もあるため、コンクリートや木材の消毒を根本から行ってくれる業者を選びましょう。
5.床下が水浸しで困ったときはリスクベネフィットにお問い合わせください
床下の水浸しに困っているのであれば、ぜひリスクベネフィットへご連絡ください。
リスクベネフィットは、日本で初めて水害専門で特殊清掃を開始した水害などの災害復旧を中心としたサービスを提供する専門会社です。
床下浸水・床上浸水してしまった場合でも、長年積み重ねてきた知識とノウハウで、しっかり排水・乾燥・消毒。
独自技術により、水浸しの影響で汚れが内部まで浸透したコンクリートや木材を消毒液に漬け、根本から消毒して、完全復旧することができます。
5-1. 水浸しの床下も完全復旧するリスクベネフィットの技術
リスクベネフィットでは、水漏れなどで床下が水浸しになってしまった場合の復旧サービスを提供しています。
床下にたまった汚水を排水、しっかりと乾燥したうえで、独自の技術で除菌・消臭。
プロの技術で床下を正常な状態に回復し、安心して暮らせるよう処置を行います。
水浸しになった床下を完全復旧できる秘密は、リスクベネフィットだけの独自技術にあります。
- 確かな洗浄と消毒による除菌作業
- オゾン燻蒸による消臭作業
- プロバイオティクスの力で菌やウィルスを排除
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落下菌テストに見事合格!
水害が発生した際に一番気になる事は黒カビなど雑菌による家屋の「劣化」です。当社の作業工程後に雑菌データを採集した結果、見事に雑菌を除去しました。お客様が安心して長く使用出来るという点は、水害復旧に一番大切な事です。
実際、作業後に雑菌データを採取したところ、雑菌を除去できているという結果となりました。
他社にはない、リスクベネフィットの3つの工法についてもっと知りたい方は、ぜひこちらの公式サイトをチェックしてみてください。
また、床下が長期間水に浸かり、カビが発生したことで悪臭が充満してしまっているような場合は、消臭作業も行っています。
壁や壁紙などに悪臭がしみついてしまった場合でも、リスクベネフィットの特許技術で完全消臭。
床下が水浸しになってしまった場合にも、排水から乾燥、消毒、消臭まで、状況に合わせた確かな技術で、安心して暮らせる状態に回復することができます。
5-2.リスクベネフィットの全国をカバーするサービス網
「床下が水浸しの対処を依頼する業者が、近所で見つからない!」
そんなときは、日本全国に支部を持つリスクベネフィットにお任せください。
東京を中心に、国内の幅広い地域で事業を行っているリスクベネフィットは、北海道から九州・沖縄まで、各地域に支部を設置。
日本全国さまざまな場所から、リスクベネフィットの水害復旧サービスをご利用いただけます。
支部がない地域でも、近隣の支部や本部スタッフがいつでも駆けつけ、水浸しになった床下を完全復旧します。
(株)リスクベネフィットの水害復旧作業の事例について詳しくみる
5-3. リスクベネフィットの水害復旧作業の流れ
リスクベネフィットの水害復旧サービスでは、水浸しになってしまった床下・床上を復旧し、安心して暮らせるような状態に回復します。
一般的な作業手順は、次のようになっています。
【水害復旧】床下浸水の主な作業ステップ
①養生作業
床を汚さないように、床下へ出入りするための点検口付近を養生
②排水作業
排水ポンプを使用して、床下にたまった水を排水
③泥や土の除去
床下にたまった汚泥を除去
④乾燥
しっかりと時間をかけて、床下を乾燥させます
⑤消毒剤散布
加速化過酸化水素やベンザニコウムほか、状況に合わせた消毒剤を噴霧
⑥オゾン燻蒸
オゾン脱臭機パンサーを設置。床上から養生を行い、オゾン濃度が高くなるようオゾン漏れをガードしながら、じっくりオゾン燻蒸を行う
⑦養生撤収
養生を撤収。簡易清掃を行い、可能な限りきれいな状態でお客さまへお渡し
水浸しになった床を復旧するために、まずは、点検口付近の養生作業から始めます。
お客さまの自宅を汚してしまわないよう、丁寧な作業を行っています。
床下の排水、洗浄、乾燥から消毒までを行う場合、通常3日~4日程度の時間がかります。
十分な時間をかけて床下をしっかりと乾燥させることで、カビの発生を防ぐことができます。
床下の水の状況によっては、洗浄と消毒に加え、オゾンによる消臭も行います。
そのほか、水に浸った家具の洗浄や、床下の断熱材が濡れてしまった場合の対処など、さまざまな状況に応じたサービスを提供しています。
【水害復旧】その他のオプションサービス
床下断熱材の対応 | 床下断熱材が浸水してしまった場合の対応 |
---|---|
家財清掃 | 浸水した家財の清掃 |
床上清掃作業 | 浸水した床、壁、壁裏の部分まで洗浄・消毒 |
家財撤去 | 水に浸かった家財などを撤去、処分 |
解体作業 | 必要に応じて、一部解体や建物の解体工事にも対応(建築業許認可取得) |
カビ除去作業 | 100度以上の高温スチームで煮沸消毒を行いカビを除去 |
リスクベネフィットの水害復旧サービスの詳細については、こちらをご覧ください。
5-4. リスクベネフィットの水害復旧サービスの費用
【水害復旧】料金の一例
【床下】オゾンガス消毒 | 102,887円(税込み) |
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【床下】排水サービス | 44,064円 / 1日(税込み) |
【床下】排水(オゾンガス消毒利用の場合) | 39,270円 / 1日(税込み) |
洗浄とオゾン消毒パック(3日) | 489,994円(税込み) |
洗浄とオゾン消毒パック(4日) | 624,634円(税込み) |
これは、床下が水浸しになった場合の、作業料金の一例です。
リスクベネフィットの水害復旧サービスの料金については、詳しくはこちらをご覧ください。
6.まとめ
水漏れ、水害などで床下が水浸しになってしまった場合の対処方法についてご紹介しました。
床下が水浸しに気が付いたら、すぐに対処しなければなりません。
やるべきことは次の3つです。
- 現場の状況を確認して写真を撮る
- 水浸しになった原因を確認する
- 対処を依頼する業者を探す
床下が水浸しになった状態で長期間放置してしまうと、カビの発生や悪臭、健康被害、住宅構造の耐久性低下などさまざまな悪影響が出てきます。
水浸しの状態に気がついたら、すぐに具体的な対策を始めましょう。
ただし、水浸し状態が長く続いていた場合、コンクリートや木材などにも影響している可能性があります。
そのような場合、自分でできることは限られているため、無理になんとかしようとするのではなく、信頼できる専門業者を探して対処を依頼することが大切です。
この記事が、万一の際に、あなたのお役に立てることを祈っています。