床下清掃はプロの業者を即頼ろう!作業内容や費用・見極め方を伝授

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床下清掃はプロの業者を即頼ろう!作業内容や費用・見極め方を伝授

大雨で床下が水や泥でいっぱい!自分でやるにも何から手を付けたらいいのか…。
床下清掃業者に依頼したらどんな作業をしてくれる?

排水管からの漏水で床下がひどいことに…自分ではどうにもならない。
でも、床下清掃業者に依頼すると費用はいくらかかるんだろう?

大雨による水害や、給排水設備不良から発生した漏水などで起こる床下浸水は、自分でなんとかしたくてもどこから手を付けるべきか途方に暮れてしまいますよね。
そのような状況下において「床下清掃業者へ依頼したらいいのでは?」という考えが頭をよぎる方もいるでしょう。

事実、早く・安全に床下清掃するなら即業者への依頼が正解です。
もし知識やノウハウのない素人が自身で床下清掃をすると、以下のリスクがあるのでおすすめはしません。

危険な水害ごみによるケガ

  • 汚水に含まれる細菌からの感染症被害
  • 粉じん(土・ほこり)による被害
  • 汚水が目や口に入ることによる被害
  • 正しく処理しないと生じる家の傷み ・膨大な時間と労力の発生

流れてくる流木によるケガや細菌の繁殖によって生じる感染症など、あらゆるリスクをともなうため、
床下清掃は知識のない人がおこなうのは避けるべきです。

とはいえ、いざ床下清掃業者に依頼するにあたって「床下清掃やってます!水害実績多数です!」と謳っているからといって、必ずしもプロとは限らないので注意が必要です。床下清掃業者だからどこに依頼しても仕事をきちんとこなしてくれるとは限りません。

あなたがインターネットで検索して出てくる床下清掃業者、すべてが経験豊富で技術のある業者ではなく、ぼったくりや素人レベルの床下清掃業者である可能性が、大いにありうるのです。

そこで本記事では、床下清掃を依頼する場合の作業内容や費用などの概要をお伝えするとともに、どのようにしてプロの床下清掃業者を選ぶべきなのかポイントを解説します。

自分で水害・漏水の復旧は難しいとわかっていても、
床下清掃業者ってどうなのかよくわからない…!

本記事が床下清掃業者に関する疑問をまるっと解決!!

本記事を読んでわかること

  • 床下清掃業者がどんな作業をしてくれるのかわかる
  • 床下清掃を依頼する場合の費用相場がわかる
  • 床下清掃業者を自分でやらない方がいい理由を理解できる
  • 床下清掃業者の選び方における注意点がわかる ・床下清掃業者を選ぶポイントを押さえられる

ぜひこのまま読み進め、床下清掃業者の理解を深めたうえで最適な業者へ依頼しましょう。

1. 早く・安全に床下清掃するなら即業者への依頼が正解!

設備からの漏水や大雨による水害などが起こったとき、早く・安全に床下清掃するならできる限り早急に業者へ依頼しましょう。

いざ被害にあったとき、「床下清掃って業者に頼むべきだろうけど、実際どう?でも自分では無理な気もするし…」と、どうすべきか決めかねる方は多いでしょう。
しかし、もし知識やノウハウのない素人が自身で床下清掃をすると、以下のリスクがあります。

  • 危険な水害ごみによるケガ
  • 汚水に含まれる細菌からの感染症被害
  • 粉じん(土・ほこり)による被害
  • 汚水が目や口に入ることによる被害
  • 正しく処理しないと生じる家の傷み ・膨大な時間と労力の発生

漏水や水害時の処理は破傷風やレジオネラ症といった健康被害が起こりやすく、家屋も木材やコンクリートの内部から消毒しなければ傷み、劣化してしまいます。

業者へ床下清掃を依頼すると費用はかかりますが、早く確実に処理してくれ、自分や家族の安全も守れるのです。
次の章からは実際に床下清掃業者がどのような作業を現場でおこなっていくのかを解説していきます。

2. 床下清掃業者がおこなう主な作業内容

漏水と水害における作業内容は、汚泥除去の工程が水害に追加されるだけで基本的に同じです。
以下に床下清掃業者がおこなう、主な作業内容をまとめました。

床下清掃業者へ依頼すると3~4日で終わる!

作業内容必要な日数の目安
STEP1養生
床下の点検口付近を養生
2~3日
STEP2排水
排水場所を確認したら排水ポンプで排水
STEP3汚泥除去(水害のみ)
スタッフが床下に入りスコップやへらなどで、手作業にて排水・汚泥除去
STEP4洗浄
高圧洗浄機で洗浄
STEP5乾燥
漏水や水害で濡れた床下を機械で乾燥させる
STEP6補修
亀裂の修復や防湿シートの張り替えなどの補修作業
STEP7消毒剤散布
消毒剤を散布して除菌
STEP8オゾン燻蒸
床下をオゾン燻蒸して消毒・消臭
1日
STEP9カビ除去
高熱スチーマーで黒カビや青カビを除去
STEP10防カビ処理
善玉菌を送り込んで、防カビ処理

全行程STEP1~10まで、床下清掃業者への依頼でおよそ3~4日で終わります。

たとえばSTEP3の水害時におこなう汚泥処理は、ヘッドライトを着けて床下に入り、手作業でおこないます。排水ポンプでは処理しきれなかった水をワイパーや雑巾で排水し、さらにスコップやへらを用いて泥をこそいで除去するため、根気のいる作業といえるでしょう。

STEP5の補修作業では知識がなければ適切な処理ができず、結果的に家屋の傷みを止められません。
またSTEP6~9では、床下清掃業者だから用意できる専用の機器や消毒剤を用います。ドラッグストアやスーパーで手に入れた消毒剤ではほぼほぼ効果がないといえ、自身ではおこなうには限界があります。

このように手間と知識が必要な工程が多く、時間がかかるだけでなく、専用の機器や道具も必要となることから、
床下清掃は業者への依頼が最適です。
以下の記事では床下清掃の各工程について、より詳しく解説しているので参考にしてください。

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3. 床下清掃業者へ依頼する場合の費用相場

ここまでで床下清掃業者へ依頼する場合の作業内容について、おわかりいただけたかと思います。
やはり自分でやるには難しく、依頼したほうが早く的確だと思いましたよね。

しかし床下清掃業者へ依頼するとなると、発生する費用がいくらになるのかお悩みの方も多いでしょう。
ここからは床下清掃業者へ依頼する場合の費用相場について、以下3パターン解説していきます。

パターン1
床をはがさずに排水から消毒まで全てセットで依頼

パターン2
床をはがして排水から消毒までの作業を依頼

パターン3
【基本NG】乾燥と消毒だけを依頼

順番に見ていきましょう。

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3-1.【パターン1】床をはがさずに排水から消毒まで全てセットで依頼

パターン1は床をはがさず、排水から消毒まで全てセットでの依頼で、目安の費用は以下です。

排水~消毒まで
480,000~700,000円

各工程の内訳は、以下を参考にしてください。

漏水も水害も費用はほぼ同じで、以下のような家の隅の床にある、家屋の構造を確認する点検口から入り込んで作業します。

基本的にはこのパターン1で依頼することがスタンダードですが、現場の広さや状況によって、費用幅は変動すると考えておきましょう。

また、床下浸水や漏水によって、床下の断熱材の交換や床下換気設備の交換が必要となる場合、100万円を超えるケースもあるので知っておいてください。

3-2.【パターン2】床をはがして排水から消毒までの作業を依頼

パターン2の床をはがして、排水から消毒までの作業を依頼するときの費用は以下です。

排水~消毒まで
100,000~400,000円

解体費用+リフォーム費用
30~100万円

家財保管庫、家具移動、仮住まい費用
※別途発生

ただし漏水でこのパターンに該当することはなく、水害で床上浸水した場合のみなので、めったにこの価格で依頼することはないでしょう。

ぱっと見、排水~消毒までの費用は100,000~400,000円と安く感じられますよね。しかし床上まで被害を受けていることから、解体やリフォームする費用が100万円程度発生します。
床をはがすにあたって家財保管庫の利用や家具の移動のほか、仮住まい・フローリングの張り替えなど、あらゆる費用も別途発生することとなります。

つまり床がないことから、生活するために部屋に置いていたものすべての置き場と、自分自身が住む場所を確保しなければならなくなるのです。 そのため、パターン2に該当する場合は、もっと費用がかかる可能性もあるでしょう。

3-3.【パターン1】基本NG!乾燥と消毒だけを依頼

費用目安は消毒のみであれば以下のようになります。

乾燥と消毒のみ
72,000~100,000円 ※乾燥が必要なら送風機のレンタル費用をプラス

床下清掃業者によっては、パターン3の乾燥と消毒だけを依頼できるケースもありますが、おすすめはできません。なぜなら、乾燥と消毒だけおこなっても意味がないからです。

床下清掃は、排水・清掃・乾燥・消毒といった一つ一つの工程を丁寧におこなうことが欠かせません。単純に乾燥させて消毒液をまいても根本的な解決に至っていないため、結果的に家屋の傷みを招いたり、衛生面の危険があったりします。

なかには「排水や清掃だけ自身でおこなってもらえれば、乾燥と消毒だけ承ります!」といった床下清掃業者もいますが、信頼性は乏しいでしょう。

排水ももちろんですが、清掃こそが床下清掃における重要な工程なので、プロである床下清掃業者がおこなわずにお客さまにさせてしまうことが問題です。
そのため、乾燥と消毒だけを依頼することは避けてください。

平米単価での記載は危ない業者が多い!!

平米単価では、そもそも床下清掃の費用は出せません。

床の広さはもちろんですが、床下の状況や構造・配管によってかかる費用は変わります。
すなわち、現場をしっかり確認しなければ費用は算出できないはずなのに、平米単価で記載している時点で怪しいと考えてください。

4. 自分で床下浸水を復旧させるのは不可能!初めから床下清掃業者へ依頼すべき

床下清掃業者へ依頼する費用相場について、ご理解いただけたかと思います。
なかには「自分でもできないかな?一部の作業くらいならできるかもしれない」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、自分で床下浸水を復旧させるのは不可能です。 以下の4つの理由から、初めから床下清掃業者へ依頼すべきといえます。

理由1 作業の手間がかからず自分でやるより早く終わる

理由2 事故や感染リスクがない

理由3 プロの作業なので安心して任せられる

理由4 床下清掃できる人は限られる

詳しく各理由について、見ていきましょう。

4-1.【理由1】作業の手間がかからず自分でやるより早く終わる

床下清掃を業者へ依頼すると、作業の手間がかからず自分でやるより早く終わります。
以下は床下清掃業者がおこなう、主な作業内容と自分でおこなう場合を比較した表です。

床下清掃業者へ依頼すると3~4日で終わる!※一般住宅120平米の場合

作業内容必要な日数の目安自分でやる場合
の日数目安
STEP1養生
床下の点検口付近を養生
2~3日数週間〜数ヶ月
STEP2排水
排水場所を確認したら排水ポンプで排水
STEP3汚泥除去(水害のみ)
スタッフが床下に入りスコップやへらなどで、手作業にて排水・汚泥除去
STEP4洗浄
高圧洗浄機で洗浄
STEP5乾燥
漏水や水害で濡れた床下を機械で乾燥させる
STEP6補修
亀裂の修復や防湿シートの張り替えなどの補修作業
STEP7消毒剤散布
消毒剤を散布して除菌
STEP8オゾン燻蒸
床下をオゾン燻蒸して消毒・消臭
1日
STEP9カビ除去
高熱スチーマーで黒カビや青カビを除去
STEP10防カビ処理
善玉菌を送り込んで、防カビ処理

全行程STEP1~10までは、床下清掃業者へ依頼するとおよそ3~4日で終わります。
しかし自分でやる場合は、少なくとも数週間〜数ヶ月くらい見ておくことが必要です。
とくに「STEP2 排水~乾燥」の工程は大変かつ時間がかかるので、自分自身ではやめておいた方が無難です。

一般住宅120平米の床下清掃は、手慣れた作業員9~12人作業しても、全工程に3~4日かかります。
全くの素人が自分自身で床下清掃をするなら、床下清掃業者の何十倍、何百倍もの作業時間と労力がかかることを覚悟しましょう。

設備による漏水や災害によって床下浸水したときでも、生活をしていかなければなりません。
子どもの世話や仕事・介護などがあれば、床下清掃だけに取り組んでいる時間はなく、片手間で作業すれば上記の時間ではなおさら終わりません。

業者に依頼すれば多くの手間や時間をかけずに最短で作業してもらえるため、依頼しないという選択肢はないでしょう。

ベタ基礎を自力で乾燥させるのは困難!

家屋の基礎には、ベタ基礎と布基礎があり、ベタ基礎を自力で乾燥させるのは困難です。

布基礎は地面と床が空間上接地していますが、ベタ基礎は上からコンクリートを流します。
そのため、水が抜けないので、自力での乾燥はできません。
平成30年におこなわれた住宅金融支援機構の調査では、「布基礎」が9.1%に対して「ベタ基礎」が90.9%です。

出典:住宅金融支援機構「【フラット35】住宅仕様実態調査報告 (平成29年度)の概要」

ゆえに日本のほとんどの住宅で、自力で乾燥させることは困難といえます。
もちろんいずれ水が抜けるであろう布基礎も、家屋の腐食や健康被害などを考慮すると、すぐに床下清掃業者へ依頼することが最善です。

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4-2.【理由2】事故や感染リスクがない

床下清掃業者に依頼すると、事故や感染リスクがありません。
自分で床下清掃をおこなうと、片づけや掃除のときに流木や流されてきたガラス・金属の破片などでケガをする危険があり危険です。

また、きちんとマスクやゴム手袋・ゴーグルなどの対策を取って作業しなければ、以下のような感染症のリスクがあります。

破傷風

原因菌
破傷風菌

感染経路
土の中の常在菌である破傷風菌が傷口に侵入

潜伏期間
3日~3週間 (平均1~2週間)

主な症状
口を開けにくい、飲み込みにくいなど

重症化の症状
激しい痙攣、呼吸障害など

レジオネラ症

原因菌
レジオネラ属菌

感染経路
レジオネラ属菌を含んだ水滴やミストの吸い込み

●潜伏期間
2~10日

主な症状
全身倦怠感、頭痛、筋肉痛など

重症化の症状
乾いた咳、痰、高熱、悪寒、胸痛、重篤な肺炎など

●レプトスピラ症

原因菌
レプトスピラ

感染経路
害獣の尿によって汚染された水や土壌との接触

潜伏期間
2~21日程度

主な症状
発熱・悪寒・筋肉痛・結膜充血など

重症化の症状
黄疸・出血など

出典:西多摩圏域 市町村災害時保健活動ガイドライン「個人・家庭向けに保健師等が行う保健指導用の参考資料 水害時の衛生管理と食中毒・感染症予防について」

どの細菌による感染症も軽ければ風邪のような症状ですが、重篤な症状に陥れば死に至ってしまうこともあります。
事実、2011年3月11日の東日本大震災では、破傷風がはやり、基礎疾患がない健康な方でも歩行困難や開口障害などの症状を訴えました。

出典:国立感染症研究所「IDWR 2012年第45号<速報>東日本大震災に関連した破傷風(東日本大震災関連の破傷風症例についての報告)

知識のない素人がむやみに床下清掃に手を出してしまうと、このような事故や感染リスクが高まります。
プロである床下清掃業者への依頼が最適といえます。

4-3.【理由3】プロの作業なので安心して任せられる

床下清掃業者へ依頼すると、プロの作業なので安心して任せられます。なぜなら専門技術で、被害を受けた箇所を徹底的に復旧させるからです。2. 床下清掃業者がおこなう主な作業内容」でお伝えしたプロの床下清掃と異なり、素人にはオゾン燻蒸や防カビ処理はできません。

専用の機材や薬剤を扱えないため、あくまでも代用品を用いてできることをやるしかないのです。

しかし床下清掃業者であれば、独自の専用技術があります。
たとえば弊社リスクベネフィットは「どぶ漬け」によって、消毒液をコンクリートや木の内部まで浸透させて除菌します。 イメージとしてはよくお祭りで見かける、飲みものを氷とともに大きな容器に入れて冷やすようなやり方ですね。

もちろん床下清掃なので氷や飲みものではなく、専用の消毒液で汚染されたコンクリートや木を入れます。
その後消毒液ではなく、たっぷりの水を入れて再び漬けてしみこんだ消毒液を出します。

この工程を踏むことで表面だけでなく内部から除菌・消毒でき、結果的に感染症や害虫の発生・家屋の傷みなどまで防げるのです。

また、床下清掃業者なら特殊な機械を使うことで、人の手が届かないところまで消毒・消臭が可能なほか、家財の撤去やカビの除去までできます。

床下清掃業者は水害から早急かつ徹底して復旧させることはもちろん、プロだからこそもつ確かな技術と知識で根本的な解決までもっていきます。できるだけ早く家を復旧したい人や復旧後も自宅に長く住み続けたい人は、迷うことなく床下清掃業者への依頼が最適でしょう。

4-4.【理由4】床下清掃できる人は限られる

床下清掃は誰でもできる作業ではありません。
以下のような人は、いくら「自分でできそう」と感じてもやらずに、床下清掃業者へ依頼してください。

  • 腰や膝に慢性的な疾患を抱えている方
  • 呼吸器系の弱い方
  • 狭い空間が苦手な方
  • 肌の弱い方
  • ご高齢の方
  • 妊娠中の方 ・お子様

床下清掃の作業は、ほとんどの工程を床下50cm未満の狭い空間で作業をおこないます。
そのため狭い空間が苦手な方はもちろん、腰や膝に慢性的な疾患を抱えていれば、物理的に作業はできないでしょう。
さらに感染症のリスクもあるので、呼吸器系の弱い方や高齢の方、妊娠中の方・お子様の作業はおすすめしません。

肌が弱ければ水害被害が生じている、ホコリや汚れなどが入り交じった場所にいるだけで、症状が悪化してしまう懸念もあります。
薬剤によるかぶれや、ただれを引き起こしてしまう可能性も否定できないでしょう。

床下清掃できる人はほんの一握りであり、リスクを考えると誰でもできる作業ではないので、漏水や水害被害に遭ってしまったときはまず床下清掃業者へ依頼してください。

5. 床下清掃業者は素人やぼったくり業者が多いので優れた業者を見抜かなければならない!

自分で水害復旧させるよりも、即床下清掃業者へ依頼したほうが危険を伴うことなく、早く確実であるいいことをおわかりいただけたでしょう。

しかし実際に床下清掃業者へ依頼するとしたときに注意すべき点として、素人やぼったくり業者が多いことが挙げられます。
ゆえに、優れた床下清掃業者を見抜く必要があります。

以下は素人やぼったくり業者である、床下清掃業者の一例です。

床下清掃業者A
「乾燥と消毒だけは任せてください!」

床下清掃業者B
「水害による床下清掃が得意です!本社の所在地周辺の県ならどこでも承ります」

床下清掃業者C
「平米単価で見積もりをお出しするので明朗会計!」

ぱっと見「何がダメなの?」と感じた方がほとんどではないでしょうか。
床下清掃業者AもBもCも、すべて優良な業者ではありません。

まず「3-3.パターン3:【基本NG】乾燥と消毒だけを依頼」でお伝えしたように、プロがやるべき排水や清掃をお客様に任せる時点で、床下清掃業者AはNGです。また会社の所在地周辺の県だけで床下清掃業をしている、全国実績のない床下清掃業者Bは、フタを開けてみたらほとんど作業経験のない素人である可能性が高いです。

床下清掃業者Cは、そもそも床下清掃で平米単価で費用を出せるはずがないのに提示している時点で、実際は何倍にも跳ね上がった金額を請求されるぼったくり業者の典型といえるでしょう。

このように床下清掃業者は、素人やぼったくり業者が蔓延している業界です。
しっかり選定しなければ法外な費用を請求されるだけでなく、数年後家が雑菌だらけになったり、支払った消毒費用がまったくの無意味になってしまったりします。

いかに優れた床下清掃業者を選べるかが、水害や漏水の復旧作業の結果を左右するといえます。

6. 床下清掃業者を選ぶときの4つのポイント

ではここからはどのようにして床下清掃業者を選べばいいのか、4つのポイントを解説していきたいと思います。  床下清掃業者を選ぶときのポイントは、以下4つです。

  • 事前に現地調査をしっかりする
  • 全国各地で十分な実績がある
  • 見積もり後に追加費用が発生しない すべての作業を一気通貫でできる

順番に見ていきましょう。

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6-1. 事前に現地調査をしっかりする

見積もりを出すにあたって、現地調査をしっかりおこなう床下清掃業者を選んでください。

水害や漏水による床下清掃は、現地調査なしで「〇〇円」とは提示できません。
現地の状況や床下にある排水管のつくり、床面積などあらゆる面を鑑みたうえで見積もりをお伝えするからです。

そのため、ホームページやチラシなどで金額を事前に提示する床下清掃業者は、作業後に高額な費用を請求される可能性が高いです。
きちんとした優良業者なら現地調査とともに、どのように修復していきたいのかお客さまの意見をヒアリングして見積もりを出します。

床下清掃は事前調査せずに一律料金を提示することはできないので、このような床下清掃業者に出会った場合は、依頼を避けることが賢明です。

6-2. 全国各地で十分な実績がある

床下清掃業者へ依頼するときは、全国各地で十分な実績を確認してください。
床下清掃業者のなかには、架空の実績を誇示しているケースも多いからです。

もしホームページを見てもわからなければ、どのような現場で作業してきたのかを口頭で必ず確認する必要があります。

また、都道府県の一部だけ対応している場合は実際あまり床下清掃をした実績がない、素人の可能性が大いにあるでしょう。
弊社リスクベネフィットの場合は全国対応しており、これまでの実績を以下にまとめています。

弊社がどのような技術を用いて、どのような現場に対応してきたのかがこちらを見ていただくとすべておわかりいただけるでしょう。
実績は、作業の質に大いにかかわります。

とくに消毒作業は、根本的に消毒できる技術をもっている床下清掃業者に依頼しなければ、高い費用を支払う意味はありません。

木材やコンクリートの表面だけを消毒しても、漏水や水害によって被害を受けた家屋は内側から痛みます。

プロだから使用できる専用の消毒液を使って内部から除菌することが、大切な自宅にこれからも住むためには欠かせないのです。
床下清掃業者の選び方を間違えれば、少なくない金額を支払ったにもかかわらず、以下のような悲惨な状況になる可能性もあります。

  • 家の金属部分のさびが発生した
  • 数年で家の柱が腐食し始めた
  • シロアリが大量発生した
  • 感染症にかかった

このような事態を避けるためにも、床下清掃業者を選ぶときの実績を必ず確認しましょう。

6-3. 見積もり後に追加費用が発生しない

床下清掃業者を選ぶときはあとから費用の発生しない、明確な見積もりを提示してくれる業者を選んでください。
口コミを見たり、作業を依頼する前に確認したりすることで、追加料金がかかる床下清掃業者なのか判断できます。

そもそも現場を直接見て見積もりを出しているにもかかわらず、作業開始後に追加請求をする時点でプロの目ではありません。

床下清掃の実績がしっかりあれば、見積もり後に費用の変動がないことがあたりまえです。
見積もりを提示された段階で追加料金が発生するのかはしっかり確認しておきましょう。

見積りが相場より安すぎるときも注意!

見積もりがあまりにも安い場合は、追加料金をあとから請求してくるぼったくりの悪徳業者の可能性が高いです。
もしくは、本来であればおこなわなければいけない作業を、省いていることも考えられます。

床下清掃業者を選ぶときは複数社で見積もりを取って、作業内容を比較したうえで金額が適正であるか判断することをおすすめします。

6-4. すべての作業を一気通貫でできる

優れた床下清掃業者は、排水から消毒作業まですべての作業を一気通貫でできます。
乾燥だけ、消毒だけなど一部だけ担う床下清掃業者は、まず信頼しないでください。

とくに床下清掃においては消毒のフェーズが重要であり、排水後、汚泥を除去して清掃をきちんとすませたうえで消毒剤をまかなければ、本来の除菌効果は得られません。
床下清掃では、一つ一つの工程が意味をなすため、どれか一つの作業が曖昧になってしまえば漏水や水害からの復旧は困難です。

そのため一部の作業をお客さまがおこなったあとに床下清掃業者が一部の作業だけ請け負うことは、プロの考え方として、まずありえないと捉えてください。

すべての作業を一気通貫で担ってくれる、プロの床下清掃業者を選ぶことが大切です。

7. 床下清掃業者をお探しならリスクベネフィットへご相談を

今漏水や水害でお困りであれば、弊社リスクベネフィットにご相談ください。
2012年設立のリスクベネフィットは、過去8,000件以上を誇る豊富な実績があり、実は日本で初めて特殊清掃を開始した業者です。

「特殊清掃」とは掃除機や塩素系消毒液・中性洗剤など、一般的なよくある道具を用いても綺麗にならない状況の復旧作業を指します。

長時間水に浸かった状況から自宅を復旧させる床下清掃は、一般的な掃除方法による殺菌や消毒はもちろん、悪臭の改善ができません。ゆえに特殊清掃業者への依頼が最適なのです。

水害や漏水ではつい目の前にある水をどうにかして、汚れを綺麗にすることに目線がいってしまいがちですよね。
しかし、実は以下のような汚泥や浸水被害からくる臭いの除去も課題となることを知ってください。

  • 排泄物臭
  • 生ゴミ臭
  • 腐敗臭 ・泥による悪臭

汚れを綺麗にしただけでは、これらの悪臭が消えることはないのですが、リスクベネフィットには完全消臭を可能にする特許技術があります。
他社の4倍ともなる消臭力があるので、弊社に依頼していただくと「絶対消えない臭いはない」とお考えください。

とはいえ、臭いが完全にないかどうかは個人差があると思いませんか?人によって、気になる臭いには差がありますよね。

そこでリスクベネフィットでは、臭気を「見える化」しています。

出典:株式会社リスクベネフィット「孤独死清掃のスペシャリストが臭気の見える化で完全消臭を実現」

消臭作業を終えたのち、24時間臭気を管理してデータごと納品いたしますので、客観的視点で「臭いの有無」を確認できます。

数値で判断できることから個人差は関係なく、一目瞭然で判断できるこため、リスクベネフィットにご依頼いただく場合は必ず納得のいく結果が得られることをお約束いたします。

全国どこでもご依頼を承っており、支部がない都道府県につきましては近隣支部が対応しますのでご安心ください。

8. まとめ

床下清掃業者について、おわかりいただけましたでしょうか。
最後に本記事の要点について、まとめていきます。

◎ 早く・安全に床下清掃するなら即業者への依頼が正解です。
◎ 床下清掃業者がおこなう主な作業内容は、以下のとおりです

床下清掃業者へ依頼すると3~4日で終わる!

作業内容必要な日数の目安
STEP1養生
床下の点検口付近を養生
2~3日
STEP2排水
排水場所を確認したら排水ポンプで排水
STEP3汚泥除去(水害のみ)
スタッフが床下に入りスコップやへらなどで、手作業にて排水・汚泥除去
STEP4洗浄
高圧洗浄機で洗浄
STEP5乾燥
漏水や水害で濡れた床下を機械で乾燥させる
STEP6補修
亀裂の修復や防湿シートの張り替えなどの補修作業
STEP7消毒剤散布
消毒剤を散布して除菌
STEP8オゾン燻蒸
床下をオゾン燻蒸して消毒・消臭
1日
STEP9カビ除去
高熱スチーマーで黒カビや青カビを除去
STEP10防カビ処理
善玉菌を送り込んで、防カビ処理

◎床下清掃業者へ依頼する場合の費用相場は、以下3パターンに分けられます。

パターン1
床をはがさずに排水から消毒まで全てセットで依頼

パターン2
床をはがして排水から消毒までの作業を依頼

パターン3
【基本NG】乾燥と消毒だけを依頼

◎自分で床下浸水を復旧させるのは不可能です。初めから床下清掃業者へ依頼してください。
◎床下清掃業者は素人やぼったくり業者が多いので優れた業者を見抜区必要があります。
◎床下清掃業者を選ぶときのポイントは、以下4つです。

  • 事前に現地調査をしっかりする
  • 十分な実績がある
  • 見積もり後に追加費用が発生しない すべての作業を一気通貫でできる

本記事があなたが床下清掃業者へ依頼すべきか、またどのような床下清掃業者を選べば良いのかにおける判断材料になれば幸いです。

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