車の中での練炭やガス自殺は後を絶ちません。車の中で事故が発生した時にどのように対処すればよいか?どのようにしてよいのか?全く分からないことだらけです。当社リスクベネフィットではそのような車の特殊清掃も対応しております。
車の中での不慮の事故による特殊清掃作業です。
車内で不慮の事故が発生した場合は、通常、警察が一度車両を押収し、事件性の有無などを調べる為、特殊清掃作業に取り掛かるまでに数週間かかる場合が殆どであります。
車内は、一般の家屋と比べ非常に狭い空間である事と、夏場の車内などを連想頂ければ安易に想像できますが、室内とはくらべものにならない程の強い臭気になりますので、特殊清掃作業でも難易度はMAXと言えます。
また車両の特殊清掃の場合の殆どは、車両の引き取りから始まります。
当社では積載車で警察署への引き取りから対応させて頂いております。
今回も警察署に直接車両を引き取りに伺い、工場に持ち込みました。
作業を開始するに辺り、故人様のご冥福を祈るとともに、作業を始めるご挨拶をさせて頂きます。
自動車の整備も伴う特殊清掃作業です。
まずは車両のバッテリーのマイナス端子を外します。
自動車整備では当たり前のことあります。
自動車はマイナスのボディーアースとなっている為、マイナスを繋いでいると、車両のどこでも電気が流れる仕組みでありますから、作業途中にショートしたり、作業員が感電したりする可能である為、安全管理として絶対必要です。
ましてや特殊清掃作業でありますので、体液や、各種薬品なども散布するわけですから、液体を通してどこで感電するのかわかりません。
用心を怠る訳にはいかないのです。
防護服に着替えました。
まずは車内にある、遺留品を分別し、袋詰めさせて頂きます。
この際には防護マスク、厚手の手袋など特殊清掃作業と同じ要領で行います。
ゴミをどかすと、写真の様に体液が付着している事が分かります。
シートレールのカバーを外しました。
体液が付着している部分は酸化が進み錆びてしまいます。
車両は鉄の塊でありますので、高年式の車両であっても水没車と同じように、錆が進んだ車両になってしまいます。
車両の特殊清掃を行う上で注意深い点は、体液が広がる面積が異常に広い事です。
フロアマットなどを見ても、あまり汚れていない様に感じますが、マットを通じて体液が車両の全体に広がってしまっているのです。
写真は体液がトランクまで溜まっている事が確認されます。
椅子やフロアカーペットを剥がした車内です。
このように発生箇所だけでなく、運転席、助手席まで体液汚染が進んでしまいます。
今回の車の特殊清掃作業では、虫の卵や、死骸が大変多かったため、掃除機などで吸い取りを行います。
体液の清掃をはかどらせる為に、先にできる事はすべて対応しておきます。
ここからは特殊清掃屋のお仕事になります。
特殊な薬剤を噴霧して、体液の除去を行います。
ご覧の様に体液に反応して白くなっています。
洗浄→噴霧→ふき取りを何回も何回も行います。
車両の特殊清掃の場合は、この作業だけで丸一日位はかかります。
車の特殊清掃では内装は全て外します。自動車用語でいう所の【全バラ】です。
全バラした部品は洗浄を行い再利用する物と、入れ替える物とで分かれます。
車両の特殊清掃ではこの他にも
を行います。
非常に手間がかかる作業の為、納品までに約2ヶ月~3ヶ月を必要とします。
当社では「自動車整備士ガソリン2級」「自動車整備士ディーゼル2級」の国家資格者が対応します。
合わせて、近年急増するハイブリット車両を扱う為の定電圧資格も有していますので、全ての車両で対応可能です。
他にも販売、買取に必要な古物商、中古車査定士などの資格も取得済みです。
車両の特殊清掃でお困りの際は、ご相談ください。
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トラブルやグレーゾーンが多い特殊清掃業界。
誰が本当の事を言っているのか?
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