近年、浴槽死(ヒートショック)は交通事故よりも発生件数が多く、社会問題となっております。特殊清掃専門会社のリスクベネフィットでは浴槽死にも対応いたしております。浴槽死の消臭、除菌方法から清掃方法まで事例を使ってご紹介いたします。
今回は浴槽死の孤独死清掃現場であります。
先に出しましたが、今回は浴槽を再利用するに辺り、水質の検査を行い安心してご利用ができる状態にする為の作業でございます。
特殊清掃会社は多くあり清掃を施す事は各社やりますが、水質の検査まで対応する特殊清掃業者は少ないです。
しかし、安心して利用する為には水質検査まで行う事が大切なのであります。
当社では公共浴場である温泉などの品質管理、安全管理と同じ項目でも水質検査を行います。
浴槽死の清掃方法は割愛させて頂きます。
※詳しく知りたい方は「水が張った状態の浴槽死の浴槽清掃」までお読みください
浴槽の清掃が終了しましたら、浴槽内に水を張り、水の中に薬剤を入れていきます。
薬剤も1種類ではなく複数の物を使用する為、1回目はこの薬剤、2回目はこの薬剤と何回にも分けて行います。
この作業では配管内の洗浄消毒、浴槽の洗浄消毒などを目的として行うのです。
現在は、この部分を施さず、ただ洗剤で浴槽を洗うだけで【特殊清掃】と言う業者が多くいますが、大間違いであります。
水を張り薬剤を投入しましたら、追い炊き機能を使い配管内まで循環が行われるようにする事で、手の届かない配管部分まで、洗浄を行う事が可能なのであります。
複数回の配管洗浄を行い、再度洗い流し、水を張ります。
水を張っていよいよ検査を行うのです。
水を張り、追い炊き機能で水を循環させ、配管などにも水を触れさせます。
水を入れただけでは、その水道水の成分分析にしかならず、浴槽の安全性のチェックになりません。
最終的には
等の水質のチェックを行って安全性を確認致します。
目に見えないものであるからこそ、安全性の検査まで行える特殊清掃会社を選びましょう。
今回は、水が張った状態での浴槽死清掃の現場の施工事例であります。
浴槽死で水が張ってある現場の対応は、孤独死清掃に慣れた特殊清掃員でも非常に辛い物であります。
まずは作業前に、「私が綺麗にするからご安心ください」と心を伝えて作業に望む事がリスクベネフィット流であります。
清掃と言えば一言でありますが、サービスを提供する事は何処まで行っても人であります。
サービスを提供する人の心は大切ですね!
作業前には、消毒剤を空中散布いたします。
散布する事で狭い空間に飛び散る細菌を飛沫しない様にします。
少しの事でありますが、最新の注意を払い作業にあたります。
浴槽のふちにタオルを敷きます。濾す際に浴槽を汚さない為の配慮であります。
特殊清掃作業員が余計に汚してしまいましたら、意味がありませんからね…。
浴槽に溜まった排水はそのまま流す事は原則NGであります。
浴槽内には人間の皮膚や、体の一部など様々な部分が残っている場合が多いです。
その為、特殊清掃員が何も手を施さずにそのまま流してしまいますと、配管で詰まり大変な事になります。
ですからリスクベネフィットでは一度濾してから、異物が混入していないか確認を行う事を徹底しております。
濾してみると浴槽にシミはありませんでした。
中には浴槽のコーティングが薄い場合などは、シミになってしまうケースも発生いたします。
その際は特殊な薬品などを駆使して抜き取ります。
この工法は現段階(令和元年7月時点)では企業秘密としておりますので、割愛させて頂きます。
人間の油は非常にしつこい事が特徴です。
その為、複数の洗剤を使い分けて複数回に分けて何度も何度も行う事が特徴です。
このように綺麗に清掃が完了致しました。
浴槽死の場合はこれだけでは終わりません。
ここから【除菌作業】【水質検査】など様々な作業が必要となります。
居室内の特殊清掃よりも作業時間がかかる事が特徴です。
代表が業界をぶった切る!
トラブルやグレーゾーンが多い特殊清掃業界。
誰が本当の事を言っているのか?
疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、
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