工場で火災が発生した場合は1日も早い工場の復旧が急務であります。火災保険の対応や工場の設備など様々な事をトータルで進めなければ工場火災の復旧は進みません。当社リスクベネフィットの工場火災復旧方法を過去の事例を用いてご紹介いたします。
今回は大規模な食品加工工場で火災が発生し、工場内が臭いとの事で当社に消臭のご依頼が入りました。
工場内の清掃作業は従業員総出で掃除をしてあり、除菌消毒のみのご依頼です。
大規模な消臭作業を行う上では、消臭機材の確保が必要であります。
当社では日本一の消臭機材を保有しております。
また協力関係にある特掃隊グループで力を出し合う事も可能である為、大規模な工場での火災消臭も対応可能です。
今回ご紹介の案件は化学工場火災の清掃と消臭作業です。
これぞ特殊清掃屋の仕事であり、業界広しと言えど、当社にしかできないような案件であります。
今回は化学工場でありましたので、まずは煤に含めれている成分などを化学分析いたします。
作業前に「どのような成分なのか」を突き止めなければ、清掃に入るにしても「どのようなアプローチを施せば結果が出るのか」わかりません。
成分を検知後は細かく煤の清掃を行いました。
まずは高い部分から始めます。
今回は有害な物質が含まれていない事を確認した為、通常のアプローチで工場火災を仕上げていきます。
デスクまわりはご覧のような有様です。
燃えた箇所は少ないのですが、燃えた成分が悪かったようです。
尋常ではない煤が発生しております。
工場火災では様々な材質の物が燃えますので、一般住宅では考えられないような事も発生します。
細かな部分まで人海戦術で清掃を行い、有害物質を除去する作業も併せて行います。
工場火災などではこの測定作業が一番重要であります。
今後働く方への健康被害や近隣への安全性の説明などで求められるのです。
当社ではもちろん化学検査まで対応できますのでご安心くださいませ。
最後に測定器を仕掛け約2日間測定を行います。
最終的には成分を検査し約1カ月くらいで検査結果が提出できます。
今回ご紹介の工場火災の現場清掃は
となっていますので、非常に難易度が高い火災現場清掃作業です。
今回は高所作業も含みますので、安全管理を徹底して作業に望みます。
様々な告知に、入場前教育などが求められます。
設備の上を清掃しなければなりませんので、高所作業車、垂直クレーン等を手配し高い部分の煤清掃を行います。
当社では高所作業のベテラン作業員もおります。
工場火災などの案件では非常に頼もしい存在です。
煤が落下してきますので、下では機械に養生を施します。
最終的には機械も清掃を行います。
最終段階では臭気を測定いたします。
工場などの火災の場合は、従業員の方などの健康被害や、メンタルのケアの観点から、臭気検査を行いデータとして見せる事で、安心する事ができます。
当社の工場火災の清掃の際には臭気測定まで行うお客様が非常に多い事が特徴であります。
続きましての施工事例は工場ではなく、大規模な飲食店火災の施工現場です。
厨房などで焦がしてしまって煙がまわる!といったケースが非常に多い為、飲食店火災の清掃はよくご依頼頂きます。
煤は気体という性質で高い部分により多く付着しますので、上部から清掃を開始いたします。
店舗を長い間閉める訳にもいきませんから、大人数でできるだけ早く仕上げる事が大規模火災には求められます。
だからと言って細かい部分も見落としません。
細かい部分は綿棒などを用いて清掃を行います。
店舗ですので、煤が残っていたら話になりませんからね!
店舗用のエアコンも対応いたします。
店舗用のエアコンは通常の家庭エアコンと異なる為、きちんと施工できないと機械が壊れる可能性が大です。
消臭工程に入ります。
店舗火災などは通気性が悪い場合が多いです。
その為、ダクトなどを設置して通気性を上げる配慮が求められます。
今回も店舗様でありましたので、最後に臭気検査ガスクロマティー法を使って臭気測定を行います。
他のケースでは化学検査を行いましたが、こちらは化学検査よりも半分の日数、半分の金額でできる事が特徴です。
現場のケースに合わせて最善の方法をご提案いたします。
今回は市役所が燃えたという火災案件です。
役所などの大規模火災も対応しております。
作業に入るに辺り、作業員の健康被害を考慮してシャワー室を設置いたします。
火災現場では多くの粉じんが舞います。
布系の衣類には目に見えないレベルで粉じんが付着しますので、ビニール系の素材の作業服が望ましいです。
ビニール系の素材でも作業場から外に出れば粉じんが舞いますから、シャワー室で洗い流し、着替えをして作業場から離れる必要があるのです。
作業前には養生作業を行います。
今回はグラインダー法での火災清掃ですので、養生を行わずに施業を開始すると辺り一面を粉じんで汚染してしまうのです。
グラインダーで煤を落としましたら、オゾン脱臭機で仕上げます。
今回の火災現場は公共施設でしたので、ダイオキシン測定なども行いました。
作業前は0.6位の数値で環境基準ギリギリでしたが、当社の作業完了時は0.01と大幅に数字が落ち、見事に納品クオリティーを合格できました。
代表が業界をぶった切る!
トラブルやグレーゾーンが多い特殊清掃業界。
誰が本当の事を言っているのか?
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