火災が発生して皆様が一番気になる点は何でしょうか?
一番は臭いの消臭であります。
今回は火災現場の臭いの消臭方法をご紹介いたします。
本件では、部屋内での暖房器具が発火し、すぐに消し止めましたが、煙が部屋に充満してしまった案件であります。
ですから、お客様のご要望は「家財は極力残したい。火災臭を取りたい」という内容であります。
勿論リスクベネフィットではこのような案件もお答えできるノウハウを持ち合わせています。
まずは火災現場の清掃前に、床の養生作業を行います。
火災現場の煤は万有引力の法則に乗っ取り、下に落ちます。
そのまま清掃を進めれば、床を汚してしまうからです。
その為の床養生です。
床の養生が完成しましたら、高い部分から清掃に入ります。
写真は箒で落としております。
火災現場の煤清掃は、拭いてしまうと拭き取る際の面圧で余計に強く煤を付着させたりすることもあります。
ですので、エアブローや箒などで軽くついている煤を落としたうえで本格的な清掃を行う事がベストです。
高い部分から清掃を行い、拭き掃除を行います。
煤の清掃の場合は煤の成分や、家財の材質などで薬剤を変えていきます。
この辺りは火災現場清掃会社の力の見せ所であります。
細かい部分などは綿棒などを用いて行います。
細かい部分までキチンと対応するか?しないかで消臭が完全にできるのか?できないのか?変わってきます。
火元部分です。
火元部分の煤は焼き付いていて、ブラッシング程度では清掃できません。
そこでケレン作業を行います。
ケレンして足付け後にはコーティングして塞ぎます。
費用が許すならば、大工工事で作り替えも可能でありますが、今回の場合は構造的には問題が無い為、コーティングで臭気を塞ぎました。
勿論窓枠などの細かい部分まで清掃を行います。
火災清掃での大敵であります煤は気体ですので、ありとあらゆる所に入り込みますから、全てを洗浄する事が基本であります。
今回は一部扉など、サービスで元塗装職人のスタッフが塗で仕上げます。
薬剤などを散布し、オゾン燻蒸を行いました。
火災現場のご依頼が多い冬場の季節です。
寒い季節ではオゾンの反応が鈍くなりますので、その辺りのひと手間と消臭後にオゾン臭が残る為、こちらの対応を一緒に行います。
これにて、一連の火災現場清掃作業が終了いたしました。
今回の案件は家財を残し、部屋も残しての火災現場清掃と消臭でした。
様々な状況での工法をご提案できますので、火災現場はご相談ください。
それでは火災が発生した際の片付けの施工事例です。
火災現場清掃で、よくご注文が入る作業の一つです。
早速でありますが、まずは通路の養生を行います。
火災現場では、靴の裏などに煤がついていたり、搬出などで通路を汚してしまう事が多くあるからです。
足の踏み場も無い程のごみ屋敷であります。
火災現場清掃では通常の家財撤去や、ごみ屋敷清掃とやり方が異なる点がございます。
それがごみの処分方法です。
火災が発生した際のごみでは、罹災証明が発行され、各市区町村ごとのルールで
火災ごみを安く受け入れしてくれます。
安い所では無料などの地域もございます。
その為、当社では役所と協議を行います。罹災ゴミとして受け入れる為の手順、日程、分別方法などです。
知識の乏しい【何でも屋】【工務店】等に注文し、その権利を放棄している場合もあるのです。
火災の片付けはやはり、火災の専門業者がベストです。
行政との打ち合わせを終え、分別方法、搬出日などに合わせて分別作業を行いました。
最後は通路を養生したうえで、役所の指定日、指定時間に搬出致しました。
火災現場の火災ごみの処分は、行政との打ち合わせや調整能力が求められます。
今回は火災現場清掃の施工事例は工場火災です。
火災現場を対応できる特殊清掃会社は全国的にも少なく、更に工場火災まで対応可能な特殊清掃会社はレアでありますが、勿論当社は対応可能でございます。
大規模な工場火災を前に当社の作業員もやる気満点です。
工場火災などの場合は屋根高が高い為、ほぼ全ての現場で足場が必要になります。
当社ではローリングタワー、高所作業車等を用いての高所作業にも当たらせて頂きます。
工場火災では燃えた物質が様々でありますから、使う薬剤もそれぞれ異なります。
煤を落としやすくする薬剤を散布して煤除去を行います。
火災現場清掃においては、人工が必要な場合も多くあります。
時には1日50人、100人と必要な場合もあるのです。
その様な現場も対応しております。
最後は綺麗になり納品となりました。
大規模な火災現場清掃も対応できることが当社の特徴であります。
火災現場清掃で困難を極めるのが、火災の煤清掃です。
燃えた箇所は1室で、煙がまわってしまったり、近隣の家で火災が発生して、煤が入り込んでしまった場合など様々であります。
今回の施工事例は、お隣様で火事が発生し煙が入り込んでしまった場合の施工事例です。
兎にも角にも、細かい拭き掃除になります。
煙でありますので「え、こんな部分も?」と思うような部分まで煤がまわっております。
家財を細かな部分まで清掃し、チェック係が確認し、OKが出たら次に進む。
気が遠くなるような作業を根気よく行うのです。
例えばこのような棚の中!見落としがちでありますが、棚の中などまで煤は入り込みます。
見える部分だけでなく、当社では棚の中に入っていた物まで一点一点ふき取りを行い、消毒まで対応したします。
火災現場清掃ではこの部分が不十分である場合は臭気が完全に除去できません。
再施工とならない様に細かくチェックしていきます。
家財に付着している煤を全て取り終え、清掃を終えましたら、消臭作業です。
家財にしみ込んでしまった臭気を、特殊な薬剤で剥がれ落ちやすくします。
その後、オゾンを使い有害な物から無害な物に変化させます。
この一連の流れで、家財を残したまま臭気を取り除き、火災現場清掃を納品いたします。
火災現場清掃の中で、必須になる部分で解体作業があります。
焼けた部分は再利用が難しく、解体からのリフォームが必須です。
当社は特殊清掃業の中では数少ない解体届済みの企業です。
(解体届が無い企業は解体をお客様から受注する事すらできません)
大規模な解体工事の際には、工事を行う前に工事を請け負う箇所の都道府県に届出が必要となりますが、マンションなどの場合はそこまで大規模工事にならない為、必要が無い場合もあります。
今回の事例の部分では必要はありませんが、マンションの管理組合や近隣の方なども含めて、ご挨拶や工事の日程なども調整しご連絡を行います。
特に火災ごみの搬出には、最新の注意が必要です。
火災ごみは、搬出の際に煤等が飛散する場合がありますので、通常の家財整理と同じように行うと、クレームの元となります。
絶対に注意が必要です。
このように当社では、火災現場の家財の撤去から、火災現場の解体、火災現場の消臭まで一括対応ができる数少ない火災現場清掃会社です。
火災現場清掃で一番ご依頼が多い現場が、マンション火災であります。
マンション火災では、家屋内の清掃から始まり、火元の解体作業、解体後の消臭作業と様々な案件がございます。
今回の施工事例は、マンション火災の完全消臭方法です。
まずは躯体に付着した煤の清掃作業です。
コンクリートの状態や、煤の材質などに応じて煤の除去方法も変わってきますが、当社では3つくらいの方法の中から、予算、納期などを加味して施工方法を決定します。
煤の荒清掃を終えました。
今回は火災の煤を完全に除去までは行っておりませんので、この段階でオゾン燻蒸を行います。
この段階まで来ますと、残留している煤の量は非常に微量です。
微量な煤の量であれば、高濃度オゾンの酸化作用で無害化まで持っていく事が可能であります。
躯体に付着してしまった煤もオゾンで無害化致しました。
ですが見た目はいまいちですので、最後の特殊コーティングで整えます。
この方法でマンション火災も完全消臭可能です。
代表が業界をぶった切る!
トラブルやグレーゾーンが多い特殊清掃業界。
誰が本当の事を言っているのか?
疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、
この動画シリーズでスッキリ解決して下さい!