今回は10匹以上の犬・猫が自由に暮らしている一軒家の犬屋敷清掃・消臭作業のご依頼です。
娘さんとお孫さんの里帰りの前にお家を綺麗にしておきたいとのこと。
犬・猫の餌や缶詰が散乱している状態ですので、先ずはこのゴミを分別・袋詰めして処分の準備を進めて参ります。
猫たちは高い所に集まる為、キッチンシンクはすっかり糞尿まみれ。
ガス台もベトベトでうっかりすると火事になってしまいそうな状態です。
部品を可能な限り取り外し、薬剤を散布。
つけ置き、洗浄、拭き上げをひたすら繰り返して徐々に汚れを落としていきます。
糞尿の臭気は少しの洗い残しからハッキリと感じられてしまう為、丁寧に仕上げて参ります。
清掃後のガス台回りがこちら。
脂が落ち、白いタイルやシルバーのシンクが確認できるようになりました。
これなら安心してお料理して頂けそうです。
ネコ缶で詰まりかかっていた流し台もなんとか綺麗になってまいりました。
洗い物も安心です。
シンクに続いて床の清掃作業に取り掛かります。
汚れていた期間が長く、酷く汚れが浸み込んでしまっています。
床上の糞尿を取り除き、仕上げていきます。
奥側の施工済み箇所と手が入っていない箇所では雲泥の差です。
犬屋敷の清掃は通常のハウスクリーニングノウハウだけでは歯が立たないのです。
床上の糞尿の除去は終わったもののの、やはり室内に残るイヤな臭い。
フローリングの床に浸み込んだ汚れから臭いが染み出してくるようです。
この様な場合に使用するのが、弊社のペット用製剤【シロ】。
汚れの酷い箇所を狙って噴霧してみると…
このようにシュワシュワと激しく反応し、動物のフェロモン臭を分解していく効果があります。
決してペットの臭いの全てがフェロモン臭というわけではありませんが、フェロモン臭の分解無くしてペットの消臭は不可能なのです。
更に薬品にプラスして、熱による分解やPH中性化作業などを駆使して消臭作業を行って参ります。
このような一連のノウハウは当社独自のノウハウであり、特許出願中の技術であります。
※無断使用はご遠慮ください。
床の仕上げはワックスがけにて対応です。
コーティング材と比較すると、臭気のふさぎ込み効果は少ない物で在りますが、木目を活かしたまま消臭が可能ですので、玄関など人目に付きやすいフローリングのお部屋はこちらもおススメです。
仕上げはいつものオゾン発生機。
発生するオゾンは空気より重く、そのままですと床付近に滞留してしまう為、サーキュレーター(扇風機)を使ってお部屋全体に循環させることで、部屋全体を消臭していきます。
最後は天井面からに特殊コーティングを実施し、部屋の各所に浸み込んでしまった臭気を塞ぎこんでいきます。
今回は賃貸アパート退去後の犬屋敷清掃作業の依頼となります。
ペット可のお部屋ではあったものの、一切躾をされていなかったようで、家中の至る所に糞尿とそれを放置したことによる染みができており、どうにかならないかとのご連絡でした。
確かにこのままでの返却では多額の賠償金になりそうであります。
お部屋だけでなく、ユニットバスもご覧のありさま。
リフォームや交換の費用を考えると頭が痛くなるのもうなずけます。
玄関周りはこのような状態。
どんなお宅でも人通りの多い箇所である為、室内の床が汚れてしまうと、汚れた靴で往来する為に加速度的に汚れてしまいます。
床に敷かれたビニール材(クッションフロア)。
材質的に水分はしみ込みにくいはずなのですが、今回の現場では再利用不可と判断し、即剥ぎ取りを実施し強いました。
案の定クッションフロアを通り抜け、床板迄犬の糞尿が浸み込んでしまっておりました。
床板はもちろんですが、他にも汚れている箇所は順次清掃し、汚れを取り除くことが消臭への第一歩になります。
こちらは敷居周りの清掃中。
敷居の上は常に襖が滑って移動する為、一度この隙間に犬の糞尿が入ってしまうと、敷居と襖双方に塗り込めるような状態になってしまい、簡単には除去する事ができません。
窓枠も同様に清掃作業中。
サッシと枠の継ぎ目や、サッシを止めるネジなどといった細かな部分にこそゴミが溜まりやすいので、ブラシを使って丁寧に取り除きます。
あらかた清掃が済んだところで、弊社のペット用洗剤【クロ】の登場です。
かなり強力で、糞尿に含まれる成分に激しく反応しますので、一旦床面に散布して
洗浄・拭き上げ・散布を反応が無くなるまでひたすら繰り返してまいります。
犬屋敷の消臭はこのような地味な作業の繰り返しになります。
こちらは壁面へのスチーマを使用した熱入れ作業中。
高温が犬屋敷臭の原因の一つである物質を分解していきます。
犬屋敷臭はフェロモン臭や雑菌臭など様々な臭いが混ざり合っていますので、それらの要素を一つ一つ解消していく必要があるのです。
ユニットバスもしっかりお掃除するとここまで綺麗に。
もともと、臭いや汚れの浸みこみにくい素材ですので、しっかりとクリーニングを行えばユニットバスの交換はそうそう必要にはなりません。
さて、お部屋がキレイになった所で最後の仕上げに取り掛かります。
まずは浄化槽などの消臭にも有効な弊社のオリジナル消臭剤【だんぼ】を噴霧。
天然成分を用いた薬剤ですので、今後入居するペットへの影響もなく安心して使用できます。
まずはオゾン脱臭機【パンサ―】を設置。
パンサーのオゾンは指向性を持って噴射されますので、臭気や汚れの酷かった箇所に向けて噴射し、ピンポイントの脱臭を狙います。
こちらは大型のオゾン脱臭機【タイガー】。
お部屋の中央に設置し、各所にサーキュレーターを設置する事で、高濃度のオゾンをお部屋全体に循環させ、部屋全体を一気に消臭していきます。
十分に洗浄した敷居を最後は特殊塗料によってコーティング。
素材の内部にしみ込んだ臭いが漏れ出てくるのを防ぐ効果があります。
これで犬屋敷清掃と消臭の作業は終了になります。
これで通常の退去のように返却できますね!
今回は比較的小規模な犬屋敷清掃作業です。
和室の一角にて飼い犬が粗相をしてしまい、お客さんなりに掃除したものの臭いが解消されずにご依頼となりました。
スタッフが確認してみると、どうやら畳の脇をすり抜ける形でオシッコが柱、床板、床下と垂れてしまった様子。
お客様は畳のお掃除に注力されていたようですが、それでは解決できない状態だったようです。
汚れてしまった箇所を洗浄して、先ずはオゾン脱臭機を使用します。
和室を閉め切って複数台を起動することで、短時間にしっかりとした消臭効果を得ることが可能です。
臭気が収まってきたところで特殊コーティングを実施。
柱や根田など簡単に取り除いたり、交換したりすることのできない箇所はこのようにして臭気をふさぎ込む対応を行います。
仕上げに、根太の高さを調整して…
キレイな床板をはめ込んで作業終了です。
後は畳を元の位置に戻せば、作業した和室もいつも通りに使用して頂く事が可能です。
素人目に見て犬屋敷の清掃が終わったと感じても、プロにはプロならではの視点があります。
一人暮らしのお母様と飼い犬が暮らす一軒家。
お母様が体調を崩したと聞き、息子さんが駆けつけると実家のお家は大変な事になっていました。
お母様は実は前々から体調が優れず、愛犬のお世話は全く出来ていなかったのです。
飼い犬を散歩に連れ出す事も出来なかったようで、お部屋の真ん中に犬の糞が転がっている状態。
おそらくは、それを掃除する事も辛い状態であったのでしょう。
そうやって犬屋敷化してしまったお部屋の清掃になります。
汚れた床を歩いたのちに、上り下りしたのか、階段にも満遍なく糞が付着してしまっています。
糞に含まれる油の為か、各段が非常に滑りやすくなっており、お母様が滑落しなかったのが不幸中の幸いと言えます。
フローリングの隙間や壁紙ももれなく汚れ、なんとも嫌な色合いに。
また、奥のお部屋は床前面が糞といった様子で、同じ床材を使用しているとは思えない色味になっています。
日常ではほぼ無い機会かと思われますが、踏みつけられ床に放置された糞は、乾燥し固くなり、床にへばりついてしまいます。
これがなかなか頑固なのでありますが、傷んだ床を力強くこすってしまうと、フローリングの表面までもが一緒に剥がれてしまう場合がありますので、少しずつ崩し取り、箒で掃き集めて参ります。
未熟な犬屋敷清掃業者ではこの段階で液体などでふやかしますが、それでは後始末が大変です。
粉末状にして取り除く事がベストです。
大きな糞が除去できましたら、今度は薬液を使って糞を溶かしての洗浄に取り掛かります。
発生する泡の色味を見るに、まだまだ汚れが残っている様子。
二度、三度と洗浄、拭き上げを繰り返すと、徐々に泡も白くなり、床のヌメリも無くなってまいりました。
やっとこの近辺の糞汚れが落ちてきたようです。
最後の一拭きをしてこの一角の作業が終了。
これを一軒家の床前面で行っていく気の長い作業が必要です。
よく犬屋敷清掃を軽く考えていらっしゃるお客様が多分にいらっしゃいます。
5万?10万?ではとてもできる作業ではありませんので悪しからず!
今回はコンテナ倉庫より、異臭対応依頼です。
どうやら倉庫内の荷物の中でハクビシンが死んでしまっているとのことで、他の荷物に臭いが付く前に何とかして欲しいとのことでした。
倉庫の一角をお借りして、ブルーシートにて養生。
問題の荷物を運び出して作業に取り掛かります。
箱を開封してみると、死んでしまったハクビシンの体液が広がっています。
この状態でダンボール箱の外に漏れ出て行かなかったのは、不幸中の幸いと言えるでしょう。
海風に吹かれながらの作業ですので、汚染された物品が吹き飛ばされてしまわないよう、各備品に注意しながら作業を進めて参ります。
箱内部の汚れた物品は処分して構わないとの事でしたの、ビニール袋に包んで梱包していきます。
しっかりと口を結ぶだけでも、臭いや汚染の拡大、害虫の発生を食い止めることが可能です。
現場状況にもよりますが、今回のように汚染原因や範囲が不明瞭な場合、特殊清掃スタッフ二名で対応させて頂く事になります。
予想外に広がった汚染による二次感染や、汚染の見逃しの防止の為です。
最後に養生に使用したブルーシートを回収して作業終了です。
特殊清掃会社は多くありますが、ハクビシンなど害獣ま対応出来る特殊清掃会社はあまりありません。
当社ではハクビシンの消毒や、ハクビシンの臭い落としまで対応可能であります。
何なりとご相談くださいませ。
代表が業界をぶった切る!
トラブルやグレーゾーンが多い特殊清掃業界。
誰が本当の事を言っているのか?
疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、
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